向かいのアパートの解体工事。
古そうなアパートで、前々から屋根のアンテナが傾いていたりとアレな建物だったのだけど、3月11日の地震で瓦がズリズリずれてきて、ブルーシートを被せてあった。
これじゃいつ瓦が落下してくるか分からないねーと近所の人と話していたら、一人だけ残っていた住人が出て行って、解体屋がやってきた。
ここの前に住んでいたマンションでも、真ん前の木造一戸建てが解体されて尋常じゃない音だったけど、今回はそんなでもない。
少なくても、今日のところは。
とはいっても解体なので、それなりの大きな音はしているのに、らくはベランダに出て悠々と監視。
らくや。
うるさくないの?
せめて家の中から見れば?
音が少しはマシだから。
昼間、家にいたくりくりによると、らくは本当に平気そうでヒトベッドに長々と伸びて寝ていたそうだ。
らくが平気なら私も平気だ。
つか、ワタクシは昼間は家にいないから関係なかった。
それにしても、なんで住む先々で真ん前の家が解体されるの?
解体されたら、今度は何か建つってことだし。
工事の神様に取り憑かれているとしか。
でも取り憑かれたのが、いっちゃんの闘病中じゃなくて本当に良かった。
そういえば、いっちゃんがこちらの世界で君臨していたときには、すぐ近所で工事が始まったことはなかったな。
正確に言うと一回あったけど、ワタシがインドに行くので父にいっちゃんを預けている間に、古い家が壊されて新しいアパートが建っていた。
だからいっちゃんもワタシも、工事中は部屋にいなかった。
そして一方、ラクシュミー。
ワタシと一緒に住んだ3軒の部屋で、すべて工事。
いつも工事が原因で引っ越すはめになっている。
らくや。
すまないね。
・・・ってか、もしかしたらもしかして、らくが工事の神様と仲良しなの?
それはイクナイ。
早急に絶交するをおススメします。