ケーでピー@カイヌシ編

らくさんに、いってきまーすと挨拶をして労働へ。
09110703
寝ぼけてる



仕事先でお昼に天丼を食べたら、夕方近くになって様子がおかしくなってきた。
「もしかしたらワシ気持ちが悪いかも。」
と気がついてから、
「ギボヂヴァルイ~!!」
になるまでの所要時間は約5分。


リバースしそうだよーいっちゃん助けて~。
トイレに行きたい。
しかしスチール撮影の真っ只中で、場を離れられないし、事情を話して周りのスタッフに余計な気を遣わせるわけにもいかない。
もちろん、その場でリバースすることは絶対にNG(普通はしないがな)。
おまけにトイレは、スタジオの片隅にくっついているのだが、そこでケーッとやったら絶対にみんなに聞えるんじゃないか?
という絶体絶命のシチュエーション。


ど、どうしよう~。
頭の中の半分は「マズイヤバイ、マズイヤバイマズイヤバイ」でいっぱいで、
残りの半分では「こういう状態のときに強制給餌されたら、どういう感じがするか?」と考え続けていたのだが。
考えるまでもなく、どうもこうもないな。
口の中に食べ物どころか、食べ物を見たり匂いをかいだりしただけで、ピュっと飛び出るぞ。
つまり、今のような状態のときに強制給餌はありえない。
でもでも、風邪とかひいてダルくて食欲がないようなときでも、食べ始めたらお腹がすいていたのに気がついて食べられることも多いし。
そういうときには、誰かが食べ物を用意してくれたら、助かるしありがたい。
でもでもでもでも、この気持ち悪いときに・・・


なんてグルグル考えていたら、セッティング替えでちょっと休憩になった。
「ちょっと外で電話してきます~。」なんて言い訳して、スタジオの事務所に行って理由を話し、従業員用のトイレを借りることに。
で、個室に入るなり逆噴射して、あんまり勢いが良かったので「間欠泉かっ!」なんて自分で突っ込みを入れていたら、お腹までピーになった。
思わぬ展開に焦ったが、上下から出たらだいぶ楽になったので、ほっとしつつ個室のドアを開けたら。
すぐそこで、なにやら片付け物をしているスタジオのお兄さんの姿が。


ケーとかピーとか、派手な音がお兄さんにダダ漏れでしたわねーオホホホホっ。
・・・・・。
・・・・・しかたあるまい。
お兄さんだって、ケーとかピーとか、することあるだろ。
そう考えて無理やり立ち直り、仕事に戻った。
気分が楽になったので労働に支障はなかったが、胃も腸も調子が良くない感じがヒシヒシとして、今日はそれ以降、何も食べられなかった。


食べないと元気にならない。
真理である。


しかし、『食べないで休ませる』ということが必要なこともある。
食べ物を消化・吸収するのは、体力が要る仕事なんじゃないかと思う。
体調が良くないときは、消化吸収に費やされるエネルギーを節約して、ひたすらじっとしていたほうが、早く回復することがあるような気がする。
あるいは、消化吸収できるだけのエネルギーが身体にないときに、無理して食べてもいつまでも胃の中に食べ物が残っていたり、ピーになったりするのかもしれない。
今日のワタシは、そんな感じだった。
ちょっと疲れていたと思うのだけど、そこに天丼弁当は胃に負担が大きすぎて、処理できなかった感じ。
元気なときなら、ちょっとくらい油が古かろうが平気なんだし。


でも、『何も食べないで身体を休ませる』という方法が有効なのは、ニンゲンならせいぜい丸1日くらいではないか?(注・根拠のない素人の憶測)。
食べなければ身体を削ってエネルギーに変えることで生命を維持するしかないので、絶食状態が続くようなら、点滴等の何らかの方法での栄養補給が必要になってくる。
猫も同じで、食べない期間が長ければ、それだけ身体への負担も大きくなっていく。


ってことで、話はここに戻る。
『強制給餌をするべきか、しないべきか』


延々と7年近く考え続けているのだが、いくら考えたって、答えは出ない。
状況によって、そのときどきで『より良いと思われる対応』は違うのだから、今悩んでも意味がない。
でも私にとって、強制給餌は永遠の命題のようなもの。


するべきか?しないべきか?
必要ならするし、しないほうが良いなら、しない。
そこまでは理解しているけど、必要か不必要かの見極めができるのかワタシ?
と、またまた延々と考える。
大げさな言い方だけど、ワタシは強制給餌がヘタだし苦手だから、よけいにビビるよ。

— posted by hipi at 11:19 pm  

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