Mサイズの秘密

らくさん、朝起きて朝ご飯を食べて、ひとしきり自宅警備をした後、昨夜の強制猫ベッド収納が効いたのか自分から猫ベッドに入ろうとしたのだが、小さくて中でぐるっと回って収まることができずに、困った顔をして前足だけ突っ込んだまま固まっている。
これはイカン。
やはりもう一個、ベッドを買おう。
らくや、待ってなさい。
今、ちゃんと入れるベッドを買ってきてあげるからねー!
とカイヌシ、長屋を飛び出し、王様号を飛ばして一路ペットショップに。
Mサイズのベッドくださーい!と店に駆け込んだが、先週買ったのと同じベージュのMは売り切れになっていて、SとLしかない。
薄いピンクならMがあるけど、ピンクはなあ(←カイヌシの趣味の都合)


いっそのことベージュのLにするか、色を妥協してピンクのMにするか。
悩んでいたら店員さんに
「犬種は何ですか?柴ちゃん?」
と訊かれた。
猫ですというと、猫ちゃんならSサイズで充分ですよとおっしゃるので、先週Sを買ったら小さすぎてうちの猫ちゃんは入れなかったと答えると、営業トークをぴたりとやめて無言になる店員の兄ちゃん。
そのうちこっそりとフェイドアウトして、あっちへ行ってしまった。
猫をデブらせているバカカイヌシだと思われたのだろう。
その通りだけど。


迷った挙句、ピンクのMを購入。
洗いやすいように毛布やタオルを敷いて使うので、色はそんなに分からないし。
で、帰宅して、ラクシュミーさんお待たせしました、さあさあMサイズです入ってください!
とソファの上にセットしたが、らくさん、警戒心まんまんで寄り付かない・・・。
ま、まあね。
Sは一週間で入ったから(入れたんだけど)、これもそのうち使ってくれるでしょう。


とりあえず放置することにして、ワタシは2階へ。
しばらくして1階に降りると、らくがMサイズベッドの中に立っていて、今まさに腰を落として収まろうというところ。
それを目撃して、カイヌシ、「あっ!」と思ったが、目撃されたイエヤマネコも「あっ!」という顔をして、ベッドから飛び出してコタツの上に乗り、そこで寝そべってしまった。
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なんでー?
テーブルの上で寝そべるなんて、普段はめったにやらないのに。
見られちゃまずかったの?
Mサイズベッドのことは内緒だったのか。


秘密をのぞいて悪かった。
もう見ないから、ベッドを使ってくださいよー。

— posted by hipi at 11:13 pm  

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