爪とぎハウスありがとう

らくの猫入り道具として、6年と3ヶ月前にらくと一緒に、神泉のお屋敷からぎゃおすマンションにやってきた爪とぎハウス。
らくはこれが大好きで、お尻拭き拭きや歯磨きをされた後は必ず中に入って、「あーもーストレス!ストレス発散!」って感じでバリバリバリバリ。
爪切りされた後も、切られたそばから中に入ってバリバリと爪を研いでいる。


らくがあんまり好きなので、廃盤になったらどうしようと心配になり、いつもはダメになる都度買い換えていた中身(ダンボール)を大量注文し、外側のハウスも壊れたら困るってんで注文し、ずっと爪とぎハウス2個完備でいたのだが。
1階のハウスは相変わらず活用しているけど、2階に置いてあるほうは全然使ってなくて、ただ置いてあるだけ。
それなら1個でいいんじゃないか?
で、古くからある1階のが、だいぶん草臥れてきたので、思い切ってお疲れ様をすることにした。
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左が旧、右が新

6年と3ヶ月、らくの爪とぎをありがとう。


夏の猫ベッドに続き今日の爪とぎハウスで、らくの猫入り道具は2つともお疲れ様をしたことになる。
王国記があるので、こういうちょっとしたことから日常の様子まで、ラクシュミーがうちに来てからの様子がずっと記録できている。
いっちゃんのときにはノートに手書きで日記を書いていたけれど、毎日ではなくいっちゃん日記でもなかったから、雑記のようなものの中に


「いっちゃんうんこ」
とか
「いっちゃんが可愛かった」
とか
「いっちゃんはとっても面白い王様だ」
とか書いてあるだけで、いったいうんこがどうしたのか、なんで可愛かったのか、なにがあって面白かったのか、読み返してもさっぱり分からない。


いっちゃんがラクシュミーの歳の頃に食べていたフードや、好きだったお遊びなどもはっきりしない。
日常生活の中の小さい事件などは、ほとんど忘れてしまっていると思う。
いくつかは憶えてはいるけど、時系列がこんがらがって何歳頃のことだったのか、前後の順序が定かではなく記憶があやふやになっている。


それが、残念だなって気持ちがする。
いっちゃんのことなら、どんなに小さなことでも大事に仕舞っておきたいのに、ワタシの頭の中からはたくさんの記憶が零れ落ちてしまってて取り戻せない。
せめて写真がもっと残っていれば、とも思う。
写真を見るだけでそのときのシチュエーションや、いっちゃんの様子などを思い出せるから。


けれどいっちゃんの1歳前の写真は1枚もないし、17歳までの写真も、ピンボケもぶっ飛びも一切合財全部入れて200枚くらいしかない。
2000年にデジカメを買ったけど、フィルムのときのクセが抜けなくて、今のように日常的に撮る習慣はなかった。
それでもデジタルなのでフィルムの時よりは枚数はあるのだが、この頃から王様はとても痩せてしまってて、すでに腎不全があったはずなのに私が気がついてなかったという思いがあるので、なかなか見れない。


デジタル写真で枚数がある時期になったら、その写真が見れないという・・・。
あああ王様アホな家来でごめんなさい~。


という経緯があって、ラクシュミーの写真は、毎日何枚も撮っている。
王国記も続けている。
毎日写真を撮って、どうでもいいような日常の些事まで記録して、それを読み返すことがあるのか分からないけど、いつか読み返したとしても記録と記憶に溺れるだけではないか?
という気もするのだが。
適当に忘れるから、いいのかもしれないとも思いつつ。
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オレさまが

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カワイイから

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しゃしん、とるって

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しょうじきに

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いえば?



そうでした。
そのとおりです。

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だろー?


— posted by hipi at 11:44 pm  

中野でナンパ失敗記

中野の道端で、銀色のフカフカを発見。
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顔を!顔を見せてくれー!

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もうちょっと!もうちょっと見せてー!

nakano0911094
ああっ!カワイイ!!



「カワイコちゃんだね。赤い首輪がお似合いですね。」
そう話しかけたけど、反応は薄い・・・つか、反応がない。
逃げるでもなく、寄ってくるでもなく、コチラに一瞥もくれずに、ただ淡々とすぐ横を通り過ぎていった。


ナンパして、思いっきり無視されたときの男子の気持ちが、ちょっと分かった気がした。

— posted by hipi at 11:40 pm  

出窓の外の整列隊

1階すき間地面でぎゃおす農園の作業をしていたときに、どこからか、くっさ~いニオイが。
この臭気は、紛うことなく猫のうんこちゃん。
放置できないので居場所を捜したが、見つからず。
くりくりに事態を説明し、ブツの発見を命じたら、ツッカケを履いて外に出て行って、「分かった」と言いながら3分で戻ってきた。

くりくりに誘導されてワタシも再び外に。
すると、ぎゃおす長屋の出窓側の塀(フェンス)の外側、つまり、長屋の敷地内すき間地面ではなくて、外の私道にあったというわけ。
出窓とフェンスの距離は、約50cm足らずしかない。
そのフェンスに沿って、私道を挟んだお隣さんのKさんが世話をしている鉢植えの植物たちが置いてある。
中には鉢をブチ破ってアスファルトに地植え状態になっているものもあって、こぼれた土とか枯れ草とかが渾然一体となりナチュラルに堆積している。
そこに、ずらりとおおよそ10個ほどのうんこちゃんが、きちんと横一列に並んでいた。


マンガか?
・・・と思った。
丸出しのままの横に整列したうんこちゃんって。
幸いにも表面は乾燥しているようなので、土に絡めながら除去。
すると、向かいのアパートの通路から、作業をじっと見ている白三毛ちゃんが。
キミのかい?
と訊いたら、プイッと向こうへ行ってしまった。


ニンゲンはすき間地面に出るまで分からなかったが、らくは気がついていたと思う。
フェンスの外側とはいえ、出窓のすぐ前だもんね。
自宅警備員のイエヤマネコがニオイに気がつかないわけはない。
らくがおしっこで結界を張るのも無理はない。

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そこで

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うんこ

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するな、みょん!

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オレさまの、なわばり、なのに・・・

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ムカつくですから!


敷地の外だから厳密にはらくの縄張りではないんだが。
ニオイは越境してくるもんなあ。

— posted by hipi at 11:05 pm  

ケーでピー@カイヌシ編

らくさんに、いってきまーすと挨拶をして労働へ。
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寝ぼけてる



仕事先でお昼に天丼を食べたら、夕方近くになって様子がおかしくなってきた。
「もしかしたらワシ気持ちが悪いかも。」
と気がついてから、
「ギボヂヴァルイ~!!」
になるまでの所要時間は約5分。


リバースしそうだよーいっちゃん助けて~。
トイレに行きたい。
しかしスチール撮影の真っ只中で、場を離れられないし、事情を話して周りのスタッフに余計な気を遣わせるわけにもいかない。
もちろん、その場でリバースすることは絶対にNG(普通はしないがな)。
おまけにトイレは、スタジオの片隅にくっついているのだが、そこでケーッとやったら絶対にみんなに聞えるんじゃないか?
という絶体絶命のシチュエーション。


ど、どうしよう~。
頭の中の半分は「マズイヤバイ、マズイヤバイマズイヤバイ」でいっぱいで、
残りの半分では「こういう状態のときに強制給餌されたら、どういう感じがするか?」と考え続けていたのだが。
考えるまでもなく、どうもこうもないな。
口の中に食べ物どころか、食べ物を見たり匂いをかいだりしただけで、ピュっと飛び出るぞ。
つまり、今のような状態のときに強制給餌はありえない。
でもでも、風邪とかひいてダルくて食欲がないようなときでも、食べ始めたらお腹がすいていたのに気がついて食べられることも多いし。
そういうときには、誰かが食べ物を用意してくれたら、助かるしありがたい。
でもでもでもでも、この気持ち悪いときに・・・


なんてグルグル考えていたら、セッティング替えでちょっと休憩になった。
「ちょっと外で電話してきます~。」なんて言い訳して、スタジオの事務所に行って理由を話し、従業員用のトイレを借りることに。
で、個室に入るなり逆噴射して、あんまり勢いが良かったので「間欠泉かっ!」なんて自分で突っ込みを入れていたら、お腹までピーになった。
思わぬ展開に焦ったが、上下から出たらだいぶ楽になったので、ほっとしつつ個室のドアを開けたら。
すぐそこで、なにやら片付け物をしているスタジオのお兄さんの姿が。


ケーとかピーとか、派手な音がお兄さんにダダ漏れでしたわねーオホホホホっ。
・・・・・。
・・・・・しかたあるまい。
お兄さんだって、ケーとかピーとか、することあるだろ。
そう考えて無理やり立ち直り、仕事に戻った。
気分が楽になったので労働に支障はなかったが、胃も腸も調子が良くない感じがヒシヒシとして、今日はそれ以降、何も食べられなかった。


食べないと元気にならない。
真理である。


しかし、『食べないで休ませる』ということが必要なこともある。
食べ物を消化・吸収するのは、体力が要る仕事なんじゃないかと思う。
体調が良くないときは、消化吸収に費やされるエネルギーを節約して、ひたすらじっとしていたほうが、早く回復することがあるような気がする。
あるいは、消化吸収できるだけのエネルギーが身体にないときに、無理して食べてもいつまでも胃の中に食べ物が残っていたり、ピーになったりするのかもしれない。
今日のワタシは、そんな感じだった。
ちょっと疲れていたと思うのだけど、そこに天丼弁当は胃に負担が大きすぎて、処理できなかった感じ。
元気なときなら、ちょっとくらい油が古かろうが平気なんだし。


でも、『何も食べないで身体を休ませる』という方法が有効なのは、ニンゲンならせいぜい丸1日くらいではないか?(注・根拠のない素人の憶測)。
食べなければ身体を削ってエネルギーに変えることで生命を維持するしかないので、絶食状態が続くようなら、点滴等の何らかの方法での栄養補給が必要になってくる。
猫も同じで、食べない期間が長ければ、それだけ身体への負担も大きくなっていく。


ってことで、話はここに戻る。
『強制給餌をするべきか、しないべきか』


延々と7年近く考え続けているのだが、いくら考えたって、答えは出ない。
状況によって、そのときどきで『より良いと思われる対応』は違うのだから、今悩んでも意味がない。
でも私にとって、強制給餌は永遠の命題のようなもの。


するべきか?しないべきか?
必要ならするし、しないほうが良いなら、しない。
そこまでは理解しているけど、必要か不必要かの見極めができるのかワタシ?
と、またまた延々と考える。
大げさな言い方だけど、ワタシは強制給餌がヘタだし苦手だから、よけいにビビるよ。

— posted by hipi at 11:19 pm  

不覚にも、またもや

農園主がお水を飲んでいます。
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どんな顔をして飲んでいるのか、覗いてみます。
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カイヌシ小作人、農園主の顔を見て、不覚にもまたもや驚く。
写真に上手く撮れないのだけど、一心不乱にびっちゃびっちゃとスゲい顔なんだよ。


しかしいつもこんな顔で飲んでいるんだから、いいかげん慣れろよオレ。
とは思うのだが、心の準備をしないでぱっと見てしまうと、やっぱね。
インパクトにやられてしまうね。
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きょうも、おれさまの、かち。みょ


— posted by hipi at 11:29 pm  

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