イエヤマネコのほうから頭を押し付けてくるんです。
なぜか屋上でだけやってくれる、地域限定サービス。
ひとしきりグイグイゴンゴンしたあとは、カイヌシの背後に回り、お尻とお尻とぴたっとくっ付けて寝そべるイエヤマネコ。
こんなにジメジメ暑いのに、そんなにカイヌシにくっ付きたいのか。
なんだかんだいって、らくはカイヌシのことが大好きなんだな!
うはは。
うはははは!
と喜んでいたら、らくの視線の先には、虫さんがゴソゴソと動いていた。
カイヌシにくっ付いたわけじゃなくて、虫さんを発見して観察するのにベストポジションに移動したら、たまたまカイヌシのお尻と接触してしまっただけ。
・・・らしい。
今日もまた、カイヌシの一人脳内ドラマは儚く散った。