あっというまに戻ってきたラクシュミーさん。
日陰を歩くのは賢い。
雨だと外に出られないし、晴れても暑すぎて出られない。
夏の見回りは難しい。
室内から高みの見物がいいんじゃないでしょうか。
ねー。
午後は涼しい1階でお昼寝。
らくはけっこう幸せなんじゃないか?と思うのだが。
ヒト語をしゃべらないので、ほんとのところは分からないな。
らくが「あ~、オレさまは幸せみょ~ん。」って感じるのって、どんなときなんだろう。
そもそもネコに、『幸せ』なんていう抽象的な概念はあるのかなあ。
ない気がするなあ。
どんなに恵まれていても『シアワセ』って感じることは特になく、好ましくない状況のときでも『フコーだ!』と嘆くこともなく。
好ましくない状況のときには全力で打開しようとしたり、逃げたり、あるいはじっと耐えたりするだけだろうし、恵まれたときにはノホホンと享受するだけ。
いちいち『シアワセ』だの『フコー』だのとは考えてなさそうだ。
ていうか、ほとんど何も考えていないように見えるけど。
くりくりは、「らくは、バカカイヌシには分からないような、深遠な哲学を考察しているんだ。」って言うけど。
そうなの?