10pmくらいにワタシが帰宅して、バタバタと荷物などを片付け終わった30分後くらいに、くりくりが帰宅。
1日が終わりちょっとほっとした雰囲気になっていたところ、なんだからくの様子がおかしい。
「みょ~んみょ~ん」と鳴きながらニンゲンをしきりに2階に誘導し、らく&ワタシの部屋に入ると床にべったり箱座りして、こちらの顔をじ~っと見ている。
なんだか分からないので、ワタシもらくの近くに座りらくを撫でると、嫌がらないどころか盛大にゴロゴロゴロロ~と喉を鳴らしてじっとしている。
そこへくりくりもやってきて、一緒になって座り込む。
するとらくさん、すっくと立って、くりくりとワタシの間にぴったりとはさまって、グルグルーゴロゴロー。
ワタシやくりくりが脚を動くと、グルグルがぴたっと止んで、こっちを非難の目で見る。
はいはいはい動きませんと撫でていると、らくはまた半目になってグルグルーゴロゴロー。
これはいったい・・・
甘えているようにしか見えないのだけれど・・・
どうしたのだ!
お留守番中に何かあったのー?
猫と暮らすご家庭ではありふれた光景だと思うが、これはうちでは、ものすごくめずらしい。
もうありえないと言ってもいいくらい。
なんとなくワタシのあとをついて歩いて、同じ部屋にはいるけれど、らくからくっついてくることはない。
猫缶が欲しいときだけクネクネすりすりしてくるけれど、いつもならちょっと触っただけでも怒るイエヤマネコなのに!
騙されているような変な感じ。でも嬉しい♪
しかし悲しいかな、ニンゲンにはつまらん雑事がいろいろとある。
そろそろ風呂にも入らねば。
そろそろと脚を動かすと、らくさん、のそっと立って半回転し、ワタシのそばから離れて、くりくりにだけピッタリとくっついた。
これはますます珍しい。
でもおかげでお風呂に入れます。
あとをくりくりに任せ、後ろ髪を引かれながら入浴。
お風呂から出ると、くりくりは1階の茶の間にいた。
らくはと聞くと、しばらくしたらくりくりから離れ猫ベッドに納まったので、降りてきたとのこと。
けっこう早く解雇されたようだ。
アイソのないイエヤマネコが、ちょっと寂しかったらしい夜だった。
・・・・・
お留守番中に何かあったのー?!