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ラクシュミーさんは縄張りの主張を怠りません。
たとえ夜中でも。
外に誰もいなくても。
掃除が終わり、数分ほど茶の間を離れている間にまたやられた。
うちは玄関を開けたらいきなり茶の間で、カーテン1枚ぶらさげて仕切ってあるだけ。
玄関でおしっこされると、直撃で部屋が臭くなるからすぐに分かる。
掃除後、乾かすために少し開いているドアにかぶりつき
掃除をすると、らくはいそいでやってきて、おしっこする。
ワタシが掃除をすればするほど、イエヤマネコもいっしょけんめ、おしっこする。
らくは、頑張りやさんであった。
し、知らなかった・・・。
そんなにいっしょけんめガンバルほど、外の猫さんたちの存在がストレスになっているのかな。
このあたりはノラさんが多いけど、私が三毛ちゃんにご飯をあげるから、いよいようちの周りには猫が来る（ような気がする）。
らくのストレスの原因はワタシだ。
ごめんね。
せっかく臭いをつけたのに掃除をされてしまうことも、ストレスになっているかもしれない。
もう掃除するの、やめちゃおうかな。
そう思いつつも、フェリウェイだの猫の身体についても安全な除菌消臭剤だのをネットで買いあさった。
『猫回れ右（猫がきらいなにおいの地面に撒く粒）』も近所の店で買ってきて、玄関前の隙間地面に撒き散らした。
夜になったら三毛ちゃんが、『猫回れ右』を踏みながら、足取りも軽やかに、ご飯を食べにやって来た。
はは。ははははは～。
ま、三毛ちゃんは女の子だからたぶんスプレーはしないしね。
水墨さんは猫小屋だし、外対策はまあいいや。
フェリウェイは効くかな。
掃除という対処療法は、解決にはならないもんね。
らくが玄関でおしっこしなくてもすむ、安心して暮せる部屋にしなくては。
ど、どうやって・・・？
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