ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

まだ10月だけど。
イエヤマネコの冬のお楽しみ、生タラを見つけたので購入。
帰宅すると、らくさん、スーパーの袋に突進して頭を突っ込んでいる。
いつもはぜんぜん興味なしなのに、ラップされて2重にビニール袋に入っているタラのにおいが分かるらしい。
恐るべし、ケモノの嗅覚。


タラは火を通さないと食べられないので、少量のお湯で煮て、煮汁ごとすり鉢で擦って半端なペースト状にしている間も、ワタシの足元にまとわりついて離れないイエヤマネコ。
らくがこういう飼い猫っぽい行動をするのは、こんなときだけ。
タラの威力は絶大。
で、フーフーして冷ましていよいよお皿にいれてあげると

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おっとろしい勢いで完食。
美味しかったようで、カイヌシも嬉しいです。

タワーのステップから盛大にはみ出すほど育った。

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口がすぐ半開きになるのは、育ちすぎて首の皮が足りないんじゃ？

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そんならくさん、今日は石川県産の生甘エビを1パック。
猫缶よりカロリー低いでしょ。

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少しは痩せたでしょ。

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夕方から外出。
インドネシアから帰国している裕子ちゃんと下北沢でお茶。
ラクシュミーの晩御飯には、お土産の生シラス。
らくは爆食していたけど、生でも1パックでは塩分が気になるので、半パックだけ。


猫缶を休んだから少し痩せたかな？

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ほんと？

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今日のらくさんの晩ご飯。
岩手産の生ホタテの貝柱。
680円なり。

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カイヌシの晩ご飯。
半額処分のお弁当、250円なり。


食費は、体重に比例しないときもある。

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らくは、『キャラット・まぐろの達人』が好きで、いつ出してもよく食べる。
ところが先日、まぐろの達人・しらす入りをあげたら、　クンカクンカして口をくちゃくちゃさせて、一口も食べずに山猫ご膳から離れてしまった。
そのうち食べるかもと朝までお皿を置いておいたけど、まったく口をつけないまま。


口をくちゃくちゃさながら去っていくというのは、嫌いなご飯が出たときのいつもの反応なので気にしていないが、なんでまぐろの達人で？
飽きて食べなくなることはあるけれど、だんだん残す量が増えていって、とうとうほとんど食べなくなるというのがパターンなのに、これは急すぎる。


それからしばらくは『まぐろの達人』はあげていなかったけれど、まだストックが残っているので、今日パッカンしてみた。
すると、らくさん、えらい勢いで爆食＆完食。


この反応の差はいったい何？
こういうことは時々あるけど、ネコの気まぐれなのか、理由があって食べないのか、いっつも悩む。
ニンゲンの食料品にさえ事故米なんかが混入するのだから、ペットフードを全面的に信用することはできないからなあ。
食べないフードを、何とかかんとか食べさせるのは怖い。


食べなきゃ食べないで、その日はそれで良しとしたい。
らくはたっぷりと腹肉のストックを蓄えているから、1日くらい夜の猫缶を抜いてもどうってことないというか、むしろ抜いたほうが良いくらいだ。
けれどついつい、がっかりと肩を落としてご膳から離れていくラクシュミーを見ると、新しい猫缶をパッカンしちゃう。
これじゃ痩せないよ。なかなかね。
らくのダイエットはカイヌシの問題だと、しみじみ思う。


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写真だと仲良しに見える、イエヤマネコとカイヌシ

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