「らく、歯磨きするとき、右の奥歯がずいぶんと痛そうだ。」
と言い出した。
奥歯は元々触られるのが嫌いだが、右は特に嫌がるし痛そうにすると言う。
なんで今頃、そんな発言?
もっと早く言ってよー!!
ってことで、らくのお口をカパーっと開けて中を覗いてみると。
右奥の歯茎の、歯の生え際が、ライン状に真っ赤になっている(涙)。
左もちょっと赤いけど、右ほどではない。
これは痛いかもしれない。
平気そうにカリカリを食べているけど、痛いところを避けて噛んでいるのかな。
擦られるのは痛そうなので、バイオティーンデンタルジェルを塗るだけにする。
さらに、歯磨きに使っている綿棒が当たると痛いかもなので、カイヌシの指で塗ることにした。
でもって、くりくりよりワタシの指のほうが細いという理由で、イエヤマネコの歯磨き係がワタクシに戻ってきた。
指先にジェルを乗っけて、さっそくトライ。
口の横から指を突っ込んで、さっとジェルを塗るだけなので、らくもそれほどイヤがらない。
しばらく、これでやってみよう。
らくは身体はデブだけど、顎が小さくて、顔が逆三角形にとんがっている。
ニンゲンなら、現代っ子らしい顔の骨格だけど、猫にもそういうのあるの?
らくは子猫の時から顎が小さくて、カイヌシそのころからうっすらと、「このアゴで歯はダイジョウブなんだろうか?」と思っていたのだが。
歯肉炎と骨格は関係ないかもしれないが、四角くがっちりと発達している顎は丈夫そうに見える。
顔がとんがってても、歯茎が赤くても、気にしてなさげなラクシュミーさん。
らくが平気でも、カイヌシは気にするよ。
ジェルをヌリヌリ、毎日やるからね〜。