なんだなんだどうしたどうしたと、カイヌシ二人掛かりで撫でたり声をかけたりしていたが、びょんびょんは止まらず。
抱っこしてほしいのかも?って抱き上げたら、思い切りキックされて逃げられた。
違ったか・・・って、抱っこのワケはないんだが。
じゃあ、らくのお気に入り、フライパンブラシで擦ってあげよう。
再び抱き上げてクッションの上にポイっと降ろすと、瞬時に逃げようとするイエヤマネコ。
そこですかさずフライパンブラシで身体を擦ってやると、逃げるのをやめてじっと落ち着き始めたラクシュミーさん。
ブラッシングしているうちに「びょんびょ~ん!!」という雄叫びは止み、身体はだらーっと伸びてきて、顎までのばしてフライパンブラシを堪能。
ラクシュミー公認の唯一のブラシがこのフライパンブラシなんだが、いったいコレの何がそんなにいいのやら。
それにこれ、抜け毛は取れないんだよね。
らくが好きならいいけどさ。
とかやっているうちに、すっかり落ち着いたイエヤマネコ。
さっきの雄叫びは謎のままだが、解決したからまあいいやって、ワタシだけ2階へ。
すると階段の一番上に、カチカチでコロコロの、指先ほどの大きさの茶色い粒が1個。
なんかコレ懐かしい光景のような気がする~。
いっちゃん♪
じゃなくて、らくや。
なんでここに、うんこが落ちてるの~?
らくのトイレ(2階)を確認すると、砂の中にはコロコロが3粒。
さらに部屋の中を捜索すると、1階の台所にも1粒。
カイヌシ、ここに至ってやっと理解した。
どうやらさっきの「びょんびょん」は、「うんこでない!」という心の叫びだったらしい。
理解はしたが、ちょっと待ってー!(←カイヌシの心の叫び)
らくやアナタもしかしたらもしかして、便秘なの?
らくはいっちゃんのようにお腹マッサージさせてくれないし、仮にさせてくれたとしても腹肉がたっぷりすぎて、うんこちゃんの所在が分からない。
「出ない!」とびょんびょん訴えられても、なんとかしてあげられる自信がない。
でもでも、雄叫びしながら一晩中徘徊などをはじめたら、何が何でもなんとかしなくては~。
とカイヌシがぐるぐる考えはじめたころ、クッションの上で伸びていたラクシュミーがむっくり起き上がって、トストスと2階へ。
ざっざっざーと砂を掻く音が聞えてきて、およそ2分後、ドスドスドカドカと1階へ戻ってきた。
雄叫びなし、困った様子も、不満げな雰囲気もなし。
トイレを確認すると、極々普通の硬くも柔らかくもないうんこちゃんが。
今度はすっきりすんなり出たらしい。
良かったよ~。
ああほっとした。
でもそろそろボチボチ、便秘対策を始めるべきか?
今日のようなカチカチではないけど、ときどき硬めのことがあって、ちょっと気にはなっていた。
便秘はこじらすとエラいこっちゃなのは、身に沁みて知っている(いっちゃん、ありがとう!)。
またビオフェルミンを試してみようかな。
ビール酵母はどうだろう?
で、ちょっと検索してみたら、猫用(ペット用)ビール酵母というのが何種類も発売されている。
6~7年前までは、特にペット用として出ているものってなかったような気がするけれど(忘れているだけかもしれないが)。
エビオス錠よりペット用のがいいのかしらん?
たった6~7年で、獣医学も動物の治療も薬もサプリメントさえも、随分と変わった。
これからも変化していくのだろうな。
ラクシュミーが年をとって、なんらかのケアや治療が必要になる頃には、もっともっと動物にとってストレスがなく楽ちんに過ごすための方法とか物とかが、できているといいなあ。