子猫の頃には、ワタシが流しに立つと必ず走ってやってきて調理台に飛び乗り、水の流れを凝視していた。
ワタシがお風呂に入るときにもついてきて、風呂蓋の上から湯船のお湯で遊んだり、床を流れる水を眺めたもんだ。
ところが大人になるにつれ、まずお風呂についてこなくなり、台所でお皿洗いを見学する頻度も減っていった。
今は浴槽のお湯を抜いたときの流水ショーだけは見るけれど、シンクへの興味はすっかり薄れたのかと思っていたけど。
らくがあんまり、いっしょけんめ見るので、洗い終わっているのに水道をすぐに止められなかったよ。
こっちへ来た。
今度は排水溝の点検ですか。
らくが楽しそうで良かったよ。
らくの娯楽を最優先したいけど、そうすると労働に遅刻してしまうのよ。