閉鎖された多摩センター動物病院・(元)院長の刑事裁判の傍聴へ。
今日が初公判で、罪状は飼い主さんへの暴行及び傷害で、2件起訴されている。
検事から罪状の読み上げ(?)があり、被告人が全面否認し、弁護士が何かごちょごちょ言って、裁判官から検事に少し質問があり、終了。
追起訴があるらしく、次回の公判は2月19日ということになった。
裁判についての詳細はこちら。
民事裁判の原告の方たちのサイト『多摩センター動物訴訟を応援する 』
マイケルママのブログ『多摩センターの動物病院の被害を防ぎたい!』
今回は刑事事件なので、(元)院長は手錠と腰紐をされた状態で入廷。
2ヶ月以上も拘置されているのに、相変らず後頭部から首にかけての肉がダブダブと弛んでるし(顔は見えない。でもほんの少しは痩せたかも?)、甲高い声でキーキーしゃべる様子も憎たらしいけれど、ヤツの後姿を見ながらいろいろ考えてしまった。
元院長の父親は亡くなっているそうだが、母親は健在のようだ。
閉鎖された病院の片づけにも来たらしい。
大切に育てたであろう息子のこのような状態は、母親にとってどういうものなのだろうか。
元院長は、獣医としてというよりも人として尋常ではないことをやっていて、裁かれるのは当然なのだが・・・。
親の教育、親の責任も皆無ではないのだろうけれど。
裁判で事件を追体験してしまい辛い思いをされる被害者の方たち、今でも後悔で苦しんでいる飼い主さんたち、元院長に殺された数多くの動物達の恐怖と苦しみを思えば、シケー!と言いたいくらいなのだが、それとは別のところで、刑事事件で裁かれるというのは悲しい光景だなあと思った。
ワタシは何ひとつ親孝行はしていないけれど、せめて母を悲しませるようなことはしないように、犯罪者にだけはならないようにしようと、思わず心に誓ってしまった。
そんなことを考えていたら今度は、年をとって仕事もお金もなくご飯を食べられないので、軽微な犯罪を犯してわざと捕まり、刑務所に入る(=ご飯が食べられる)老人が増えているとニュースで読んだことも思い出してしまった。
いろんな意味で、刑事裁判は悲しい。
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