ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

らくが猫公爵（という猫用缶詰）を食べたー！
1歳になったばかりの頃は一口も食べなくて、2歳くらいにあげたときも完全拒否だったのに、3回目の5歳の今日はなぜかヤル気だ。


缶は、ゼリーありのツナ缶という感じ。
らくは食べるのがヘタなので、なるべくトロトロになるようにほぐして練ってあげるのだけど、適当にやるので、ときどき大きめのフレークが残っていたりする。
らくはそういうのはお口に入れられないから、お皿に残ってしまうが、他は全部食べてあった。


猫の好みも、年と共にかわるのかな。
それとも気まぐれで、食べたり食べなかったりなのか。
どちらもありそうだけど、食べてくれるということが分かったから、どっちでもいいや。
それに猫公爵は、いっちゃんもよく食べてくれたもの。
いっちゃんが好きなものをラクシュミーも食べてくれるっていうのが、更に嬉しさ倍増だー！！


キリリとオトコマエのラクシュミーさん（ハート）。

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と喜んでいたら、次のカットはこれだった。

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目がイっちゃってるよー。

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ぎゃおす長屋には寝椅子があるが、ニンゲンは端っこにちんまり座ることはできても、横にはなれない。
なぜなら、イエヤマネコベッドがド真ん中にあるから。

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ぎゃおす長屋では、冷房の季節は、ニンゲンは身体を伸ばして眠ることはできない。
なぜならイエヤマネコが、ヒトベッドのド真ん中でおっぴろがっているから。

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寝椅子に横になれないので、せめて床でゴロゴロしたいと長座布団を買ったら

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やっぱりイエヤマネコがド真ん中だった。

朝のらく。
おはよー。

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あれ？やつれてる？
寝ぼけてるだけだよね。


夜のらく。
おやすみー。

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眠いと、しょぼい顔になるね


ここ何日か雨ばかりで夜は寒いくらいなので、冷房はつけていない。
らくは、冷房も暖房もついていないと、2階ではなくて1階の猫ベッドで一人で寝る。


ってことは、つまり。
冷房も暖房もついていないなら、カイヌシと同じ部屋で寝るメリットは特にないということなんだね。
カイヌシと同じ部屋で寝ているのではなく、冷房や暖房と寝ているってことなんだね。


分かっていたけど、ここまで露骨にやられるとな。
くそう。
あと3ヶ月もすればサンラメラの季節だ！
そのときになればまた！！

ぎゃおす長屋の夜。
屋上に出たいとイエヤマネコが鳴く。
雨が降ってるよと言い聞かせても、階段の下でみょんみょんみょんみょん、いつまでも鳴いている。
ああうるさい。
どうせ出ないだろーと思いながらも、じゃあ行ってくれば～とドアを開けたら。
らくさん、数秒間の躊躇はしたものの、バシっと屋上に出て行ってしまった。


カイヌシ、ちょっとびっくりしたが、雨とはいえまだ寒いって季節ではないし放っておいた。
雨の屋上で、どっすんどっかん暴れている音が聞こえてきても、放っておいた。
そのうち、ドガガガガガっ！！と、ものすごい音が階段から聞こえてきた。
てっきりイエヤマネコが階段から落ちたのだと思い、さすがに駆けつけると。


らくは、じ～っとして、階段の真ん中あたりでお座りしている。
「らく」と声をかけると、びっくり顔でこちらを見るけど、動かない。
らくや。どうしたの。
抱き上げようと手を伸ばしたら、らくさん、にゅるんと逃げて、階段をトットットと降りていった。
なんか変だね。
そう思いながら何気なく、らくが座っていた場所を見たら、ぎゃ。
ぎゃああ～。
でっかいカナブンがヨレヨレしているー！
らくは肉球でカナブンを押さえていたので動かなかった、つか、動けなかったらしいと理解はしたが、カイヌシ、これも無理だからー！！


ってことで、今日もくりくりを呼びつけてヨレカナブンを外に逃がしてもらって一件落着したが、らくや。
アナタ、もしかして狩が上手だったりして。
虫たちにとっては、あなどれないデブなのかも。
ヨレヨレになるほどカナブンをイジメルし。


という話しをくりくりにしたら、最初からヨレヨレだったから、らくにも捕まえられたんだよと言う。


・・・なるほど。


あなどれない（かもしれない）イエヤマネコの、華麗なる階段ダダダ

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カナブン

昨日までカンカンに暑かったのに、今日はずいぶんと涼しい。
というか、陽が差していないと、ちょっと肌寒いくらい。

でもこのくらいのほうが、らくは屋上パトロールを楽しめる。

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カイヌシが履いている、398円で買ったピンクのサンダルには突っ込まないでください。

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