ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

冷房の効いた部屋（２階）でグルーミングするラクシュミーさん。

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カイヌシはかつて、寒いのがとっても苦手だった。
トーキョーの冬の寒さに耐えられず、毎年12月～2月の丸3ヶ月間を、熱帯の国に逃亡していた時期もあったくらい。
暑いほど元気になったし、適温は30～40℃です４５℃になるとちょっと暑いかしら？とか言っていたのに、一昨年の夏から、突然に暑いのがダメになった。
仕事のとき、荷物を持って駅まで行ったら、もうそれだけで疲労困憊して家に帰りたくなる毎日。


一昨年は暑かったので疲れたのかもと思っていたが、昨年はもっと暑くて、『夏は苦手だー！』という意識が芽生えた。
で、今年はもう早々に、冷房をつけているというこのていたらく。
あー、暑いのイヤだなあ～。


らくも冷房が大好きなので、エアコンのかかっている部屋に入り浸っている。
１階は冷房しなくても窓を開けておけばけっこう涼しいのだが、自然の涼しさよりも、『エアコンの効いた部屋』のほうが好きみたい。
いっちゃんは冷房は好きじゃなかったけどな。
らくはぶ厚い腹肉があるから暑がりなのか。

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らくさんや。
やけに安定の良いお座り姿ですね。
それも腹肉効果ですか？

らくは

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癒し系ではなくて、脱力系だと思う。

こんな格好で寝ているラクシュミーは珍しい。

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いつもは仰向けおっぴろげか、横向きどっすん寝が多い。
時折うつ伏せで寝るときもあるけど、たいていは手枕をしている。
だからこんな格好で寝ていると、ちっちゃい子みたいで可愛いけれど、どっか具合が悪いのか？と心配になってしまうが、起きたらご飯を爆食し、おかわりの催促でカイヌシの手脚をガブガブ噛んで、とっても元気そう。


ああ良かった。

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らくさん、もう6歳なんですから、いい加減に調理台に乗るのはやめてください。

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そういうの、ニンゲンでもいるけどね。
60歳すぎてもステージに乗って、端から端まで走っているミック・ジャガーとか、スティーヴン･タイラーとか、イギー・ポップとか。

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夜、大雨＆雷。
お留守番のイエヤマネコは大丈夫かと気になったが、たぶん大丈夫だろう。
帰宅したら元気にご飯の催促で、案の定まったくぜんぜん、平気そうだった。


らくは日本語を話さないので、平気そうに見えるだけかもしれんが。
雷がドカンドカン鳴ってる間は、怖くて隠れていたかもしれない。
一人にしてゴメン。

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