夜、帰宅したら、らく&ワタシの部屋にこんなモノが出現していた。
ドアです。
ドアの向こうは屋上への階段で、さらにその先は隣人の部屋。
隣人の声やあくびなど、たまにだけど相変わらず聞えてくる。
先日の押入れ詰め込み作戦は、ま~ったく効果がなかった。
押入れの横は屋上への階段で、そこの壁からも聞えてくる(ような気がする)ので、階段室を塞ぎたいと先日くりくりに訴えた。
そうしたら今日、納戸に放り込んであった洗面所のドア(引っ越してきたときにはずしてしまった)が、階段への入り口に取り付けられていた。
縦横のサイズがぴったりではないので、隙間には何重にも重ねたダンボールが貼り付けてある。
ビンボくさい・・・。
もともと高級感とは無縁の長屋だけど、ダメ押しのような継ぎはぎができた。
しかしこれは、タイヘンな作業だったろう。
ダンボールで塞いであるとはいっても隙間はやっぱりあちこちあるし、どれほどの効果があるか疑問だけど、少なくとも『そこの壁のすぐ向こうに隣人』ではなくなった。
気分の問題なんだけど、ドアを閉めておくだけで、少し気持ちが落ち着く。
も、このさい、見た目はどうでもいいし。
くりくり、どうもです。ありがとう。
※)隣人は決して大声で騒いでいるわけではなくて、小さい声でしゃべっているだけなのだが、それがまるで同じ部屋にいるかのように会話の内容まで聞えてしまう。
音の大きさだけでいったら、隣棟のコロンビア人の奥さんの奇声(ピーッ!とか、ニャニャニャニャニャッ!とか大声で叫ぶ。スペイン語では普通の会話?)や、ナナメ向かいのお宅の外飼い柴犬のほうが、よっぽどうるさい。
問題は、音の大きさではなくて、聞え方。
姿は見えないのに、そぐそばで誰かがしゃべってるような、あるいはイビキをかいて寝ているような状態というのが、うるさいというほどではないけれど気持ちが悪い。
でも、らく&ワタシの部屋の隣でしゃべるなとか笑うなとかイビキをかくなとか言えないしな。
くりくりドア、効果あるといいなあ。
そして一方らくさんは、隣人の声が聞えようが、ドスンという衝撃音が聞えようが、ぜ~んぜん平気そう。
でも、外から猫さんの声が聞えると、ばしっと頭を起こして耳をピンと立てている。
今は外の猫さんたちにとっての恋の季節なので、求愛したりオス同士で揉めていたりしているが、聞えるたびに反応している。
ニンゲンはニンゲンの声が気になるし、ネコはネコの声が気になるのかもね。