ケーブルテレビの配線工事だそうだ。
作業の人たちを監視する自宅警備員。
厳しい目付き
そんな怖い顔で見張らなくても。
部屋の中には誰も入ってこないよ、大丈夫だってば。
思いっきりにらんでる。
電柱のおニイさんは、ラクシュミーにガン見されながらの作業となった。
そのせいでおニイさんの手元や足元が狂ったらどうしよう?
もし何かあって、おニイさんが事情を聴かれて、
「デブのネコにスゲい目付きでにらまれて、怖くて足が震えて滑りました・・・。」
なんてことになったら困る。
と思いつつカイヌシは労働に出かけてしまったので、このあとの展開は分からない。
夜、帰宅したときにはいつもとかわらぬ路地と長屋だったので、工事はなにごともなく無事に終わったのだろう。
ああ良かった。