スパルタ・サービス

カイヌシスキーと、しがみつくイエヤマネコ。
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・・・なんてなー。
ほんとは、ガブガブカッカッカッをされたあと。
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どうです、この目つき。
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今日も元気に、カイヌシに虐待かますラクシュミー。
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カイヌシ、サービス

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だ!

もっと優しいサービスがいいなあ。

— posted by hipi at 11:09 pm  

三種の芸

おっぴろげ
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こればっかり
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他に芸はないんかい?
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と写真を撮りながら呟いていたら、


やおらアンヨを閉じて
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こっちを向いて
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にらんだ。
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らくはときどき、「日本語を理解してるのか?」と思うような反応をする。
これも芸のうち?
(ときどきなのが、ちょっと残念な芸だが)


もう一個、芸があった。
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口も目も半開き寝。

— posted by hipi at 11:11 pm  

平気ですの銀色ちぃちゃん

1ヶ月ぶりに美帆ちゃん(妹)の部屋へ。
今日は母もセタガヤまでやってきた。
ちぃちゃんと母とは初対面なのだが
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きたのー?

ちぃちゃん、まったく動じず。


母と美帆ちゃんとワタシがワーワーしゃべっているのに、寝る。
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こんなにうるさいのに、よく寝れるなあ。
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ボク、へいき


ぜんぜん平気のちぃちゃんだけど、母が少し疲れたといって美帆ちゃんのベッドに横になった時だけは、ベッドの下にやってきて
「びゃーん!びゃーん!びゃーん!」
と大騒ぎ。


ベッドは自分の場所だと主張&寝ている母に抗議していたらしい(解説:美帆ちゃん)
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それは、こまります


ちぃちゃんは、出会ったときには明らかに、『飼い猫が捨てられました』という状況だった。
それでもちぃちゃんは、ニンゲンが大好き。
引越しの見積もり屋さんが来たときにも、すぐ横で寛いでいたそうだ。


ちぃちゃんのニンゲンへの信頼は、もう裏切られることはないからね。
美帆ちゃんがいるもんね。
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末永く、長〜く長〜く、幸せにね。

— posted by hipi at 11:07 pm  

日課あるいはルーティンワークかもしれない

らくや。
これは何ですか?
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朝起きて、洗面所のペットシーツにたっぷりおしっこがしてあったから取り替えて、コーヒーを飲んで10分後に顔を洗いにきたら、たっぷりおしっこシーツに戻ってますけど?
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後ろに写っている、窓際のシーツにも同じことしましたよね。
玄関のシーツにも。
カイヌシ、ペットシーツ代で破産しそうです。


つか、よくそんなにおしっこが出るな。
・・だ、ダイジョウブ?


心配になって、シーツをクンカクンカしたら、目に沁みるわ、後ろにぶっ倒れそうになるわってくらいに、強烈に臭い。
らくの腎臓、ちゃんと働いてくれてるね。
ありがたやありがたや〜。


本体のラクシュミーも、よく働いている。
カイヌシが1階すき間地面に出れば、いつものように
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カイヌシー!カイヌシー!

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あぶなーい!!

と、カイヌシの身を案じて大騒ぎしてくれるし。
(↑ワタクシの妄想だけど)


屋上で(だけ)は、くっついてくれるし。
ワタシタチ、仲良しだよね♪
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・・・・・

ねー?
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・・・あ。とりさん。

相変わらず、ヒトの話しを聞かないけどな。


ヤンキー顔でよく水を飲んでくれるし。
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みず、ほきゅう、して

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さあ!

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おしっこ、だ!

で、1階に戻って、盛大にどこでもトイレ。


働き者のラクシュミーの、こんな毎日。

— posted by hipi at 11:29 pm  

水害は突然に

らくの歯磨きジェルが残り少なくなったので、動物病院に買いに出かけた。
お会計の時、カウンターの横を何気なく見ると、「ビオベテリナリー」という商品があって、『食欲不振の犬猫に』などと書かれている。


先生によると、嗜好性が高く作られているので、フードなどに振りかけるとよく食べるようになる、というサプリメントだという。
メーカーの話では、犬ではけっこうな効果が確認されているそうだ。
主原料はアミノ酸だが、それで栄養が補えるというものではなく嗜好性のための風味付けという程度の量なので、あくまでも『フードの嗜好性を高めるためのサプリ』として使っていただきたい、と。
慢性腎不全の猫にも、他のどんな病気の猫さんにもオッケだそうだ。


その説明を聞いて、思わず
「いっちゃんのときにあったらなあ。」
という言葉が出た。
あれ?こんなこと、言うつもりじゃなかったのにな、と思いながら
「なかなか食べてくれるものがなくて、食べてもらうのがもう大変で大変で〜」なんて、ヘラヘラ軽〜く続けたつもりだったのに、突然にブワッと涙が出てダム決壊。


「そうですね・・・。
慢性腎不全は末期になると、本当に具合が悪いので。本当に具合の悪いときには、何をやっても食べさせるのは難しいですから。
そこまでの状態ではなかったら、これはけっこう効果があるようです。
・・・犬には。」


という先生の話をうつむいて聞き、ダムが決壊してるくせに「犬かよ!」と心の中でツッコミを入れ、もうやめればいいのに、さらにワケの分からん話を続けるワシ。
ワシ「らくがいつか、慢性腎不全になったら使ってみます・・・。
なってほしくないけど、老衰で眠るようにがいいけど、猫が、最後は老衰で・・・ってあるんでしょうか。
人間だって、どこも悪いところがなくて、ある日『老衰』で、蝋燭の火が消えるようにってないように思うのですが。」


先生「老衰でっていうのは、多臓器不全でしょう。
・・・(このあとの先生の話が思い出せない)・・・」


ワシ「いっちゃんの慢性腎不全は、悪くない最後だったように思います。
その当時は、そう思えませんでした。
なんで病気になっちゃったんだろうって。
でも今は、いろいろな病気があって、誰でも何かしらで旅立つのなら、いっちゃんの慢性腎不全は、猫として悪くない最後だったかなって。」


先生「いっちゃん、20歳でしたよね。
天寿を全うしましたよ。いっちゃんは本当に、天寿を全うしました。」


ワタシがベソベソしていたので、先生は慰めてくれたのだと思うのだけど、そう言ってもらえたことで、どこか満足した気持ちになった。
そしてこの後もなにか少し、先生が話してくれたのだけど、思い出せない。
うつむきながらお礼を言って、秋に涼しくなった頃、らくを健康診断に連れてきますのでお願いしますと挨拶をして、病院を出た。


なんで、外で、しかも獣医さんでダム決壊するのワシ?


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カイヌシーカイヌシー

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オレさまが、

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ついてる、みょん!

そうだね。
らくがいてくれるから大丈夫。
ありがとう〜!
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カイヌシの、せわは

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たいへん、みょん



******

『いっちゃんは天寿を全うした』

この言葉を素直に受け取れたのは、今日が初めてのような気がする。
慢性腎不全が発覚する前から、もっと気をつけてあげていれば、もっともっと長生きしてくれたかもしれない。
ずっとそう思っているから。
老齢になってからは、せめて冷暖房やご飯に、もっと気を遣ってあげれば良かった。


それでも、ほんの少しだけ。
いっちゃんは逝くべきときに、時を間違えずに旅立っていったのかな・・・とも思う。

— posted by hipi at 11:08 pm  

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