カイヌシ、猫缶の空缶を洗っていたら、指をサックリと切ってしまった。
小さい傷だけど、水を使っているときだったせいか、けっこう派手に血が流れる。
とりあえずティッシュで押さえたけど、なかなか血は止まらずに、白いペーパーに赤いシミが広がっていく。
何度目かに傷からティッシュ離したときに、またもやブワッと表面張力で盛り上がったように血が湧いたのを見て、なんとなく口でチュっと吸った。
錆びのような鉄の味と、それから、なんつうか、「栄養がありそうだなあ」という感じの味がして、『滋養強壮』という言葉が頭に浮かんだ。
栄養、あるんじゃないか?
動物(含むニンゲン)の血を吸うことで、生きている生物は少なくない。
ってことは、血にはかなり栄養があるに違いない。
もしかしたら、完全栄養食・・・?
カロリーも低くはなさそうだ。
なんて考えていたら、血液は強制給餌に使うにはいい食材(とは言わないかもしれないが)ではないか?
と思えてきた。
で、ちょっと調べてみた。
ニンゲンの血液のカロリーは、100gで100cal近くあるようだった。
タンパク質は7%くらい。
これらの数字は、本気で調べたわけではなくてちょっとしたお遊び、ナナメ検索しただけなので、ぜんぜん違うかもしれないが、血液が高栄養・高カロリーで、タンパク質は高くないというのは、ほぼ確実だと思われる。
おまけに血液は液状だ。
こっくんしやすい。
慢性腎不全の猫に強制給餌するにはぴったりでは?
ワタシは強制給餌がヘタクソで、いっちゃんにはろくにできなかったが、血液だったらもしかしたら飲んでくれたかも!
ああ、気がつくのが遅かった。
でもうちには、まだ大切なイエヤマネコがいる。
遠い将来に、もしもラクシュミーが腎不全になってご飯いらないをされたら、カイヌシの生き血を飲ませたらいいのでは?
猫が1日に必要なカロリー及び栄養を満たすには、ニンゲンの血は何グラムくらい必要なんだろう。
でもってワタシは、毎日、何ccくらいの血を抜いてもオッケなんだろう?
このあたりで、カイヌシ、お遊びではなく真剣に考え始めた。
血を毎日抜くなら、体重が多い方が有利だろう。
が、ワシは体質の関係なのか、体重が増えない。
1800gという未熟児で生まれてきて以来、乳児の頃の一時期を除いて、身体に脂肪がつかない。
女性らしさに欠ける体型なのは非常に残念なことだが、反面、いくら食べても太らないというのはラッキーなのかも・・・とか思って自分を慰めていたけれど。
こうなったからには、ラッキーでもなんでもないやんけ。
らくに必要十分な血を飲ませてやれるくらいの体重にならなくては!
・・・って、どうしたら、そういうカラダになれるんだろう。
らくや。
どう思う?
どうも、こうも
かれきの、ような、カイヌシの
ち、とかね
おことわり、する。
わかい、おんなのこ、のなら
うけつける、みょん
注)ニンゲンの血が慢性腎不全の猫さんにナイスというのは、ワタクシの脳内妄想です。
本気にしてはイケナイよー。