1階からダダダダダーと階段を駆け上り、2階の部屋に飛び込み、そのままタワーのステップにジャンプで飛び乗り、間髪いれずに片手でシャッとカーテンを開ける。
ものすごくスムーズな一連の動き。
初めて観たときには驚いた。
らくのちっこい脳みそにも、着々とシワは増えているらしい。
しかし開けられるのはカーテンの端っこからだけで、窓の真ん中のは開けられない。
上を止めてあるからね。
でもって、らくは、真ん中から外を見張るのが好き。
そこのステップにいると、至近距離からエアコンの温風が直撃で、ものすごく暖かい。
つか、暑いだろっと思うのだが。
で、今夜もらくさん、温風に当たりながら外の見張りをするために、カイヌシにカーテンを開けさせた。
しかも、顔がとっても偉そう。
この顔ですから。
らくだなあ、と思う。