ちなみに朝、家を出たのは午前7時だった。
21時間ぶりに帰宅してみれば、らくさんは2階で寝ていたらしいのに、すっ飛んで下に降りてきて猫缶の催促。
らくのちっこい脳みそには、『ワタシの帰宅=猫缶タイム』と、がっちりインプットされている。
しかも最近では、くりくりも追加のご飯は出さないようになったから、らくさん、おかわりの要求を無視されて小腹が減ったまま寝ていたのかもしれない。
でもらくや。
小腹が減ったくらいだったら、食べなくても大丈夫だよ。
あなた晩ご飯のカリカリはしっかり食べたのだから(くりくり談)、身体に悪いほどお腹が減っているはずはない。
明日の朝ご飯まであと数時間なんだから、それまで待っても問題ないのよ。
なんて理屈は、当然ながらいくら説明したって、ラクシュミーには通じない。
ずーっと何時間も、寝ながらもワタシの帰りを・・・じゃなくて、猫缶を待っていたのかと思うと、やっぱりなあ。
ぜんぜんあげないわけには、なかなかいかない。