このときラクシュミーはクッションの上で寝そべったままだったけど、いつもはソファ上の猫ベッドで寝ていることが多い。
でもって、ワタシが階段を降りていくと、ベッドから首を持ち上げてこっちを見る。
いつもソファに寄りかかって座っているくりくりも、こっちを見る。
つまり、ワタシが2階から降りるたびに、おっさんどもが一斉にジローっとこっちを見るんである。
で、ワタシが階段から降りきると、ニンゲンのおっさんもイエヤマネコのおっさんも、
「なんだカイヌシか・・・」
というつまんなそうな顔をして、またテレビを観たり寝たりする。
なんで1階に降りるたびに、寄り添ったおっさん二人から闖入者を見るような目で見られなくてはならんの?
腑に落ちない。