顔の横で寝てくれたのは初めてじゃないか?
今まであったっけ?
でも、わざわざワタシの顔の横に来て寝てくれたワケではない。
昨夜、らくは冷房にあたりながら、ヒトベッドで熟睡していた。
ワタシが寝るときもそのままだったので、カイヌシであるワタクシはおっぴろがっているイエヤマネコの横にそっと枕を置いて、ベッドの隅っこに横になった(横になれるスペースがあってラッキー)。
いつもなら、らくはトイレやご飯で夜中に起きて、そのあとカイヌシの足元に戻ってくることはあるけれど、顔のそばに来ることは絶対にない。
『カイヌシの顔のそばというポジション』が嫌いなのか、『カイヌシの顔そのもの』が嫌いなのか分からないけど、らくに顔を寄せると、それだけでスゲー嫌そうな表情をされて、寝返りをうたれたり立ち去られたりする。
そんなだから、らくが自分からカイヌシの顔のそばにくることは、絶対にない。
つまりらくさん、昨夜はトイレにもご飯にもいかずに、うっかりとカイヌシの顔のそばで熟睡したまま朝になってしまったらしい。
らくとしては「油断した!」とか思っているのかもしれないが、ワタシは嬉しかったのだ。
たとえ頭が半分ベッドから落ちてて、首が痛くなっていたとしても。
目を開けるなり、茶色の丸い塊が見えた朝。
あはははは~。
素敵なのだ♪