グングンでウハウハ・・・のはず

キャットニップがグングン伸びて、ウハウハの農園主。
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・・・のはずなのに、悲しげな表情。
なぜ?

— posted by hipi at 11:38 pm  

THE TIMERS

きょうは、オレさまも、よそのネコゾクも、でてこないらしい、みょん。
ドカドカうるさい、ドカヘルバンドがオッケなら、さきにすすむ、みょん。
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夜、帰宅したら、アマゾンからザ・タイマーズ(と他数点)のCDが届いていた。
タイマーズはカセットテープで持っているのだが、うちにはもうカセットデッキがないので、何年も聞けずにいたもの。
CD化されているのを知ったので、廃盤にならないうちにと1週間前に注文したのだった。


深夜にタイマーズを聞いて、泣きそうになった(つか、ちょっと泣いた)。
キヨシロー・・・じゃなくて、ZERRYは怒っていた。
ものすごく怒っていた。


タイマーズから20年。
何も変わってないね。
争いごとは絶えず、強欲なジジイがのさばり、マスコミは足並み揃えた気色の悪い報道ばかり。
改善どころか、ますます悪くなってる。


クソはいつまでもクソだね。
やってらんねぇよ。
地球上で行き場を失って追い詰められている動物たちや、ニンゲンでもほとんどの人は、あなたのように、怒りを表現する術を持たない。
ブツブツと小声で文句でも言えればまだ上等。
けれど。
やられっぱなしがデフォルトの不具合だらけの世の中にも、季節はめぐり花は咲き、新しい命が生まれ、音楽が人の心を慰める。


そっちの世界はどうですか~?
歌いたい歌を歌い放題の毎日ですか?
ジョン・レノンとセッションしてますか?
こちらの世界では、ワタシ一時期あなたの近所に住んでいたことがあって、幾度か道でお見かけしました。
いつかあちらの世界でも、すれ違えますか?


YouTubeでザ・タイマーズを検索すると、代表的な曲がいくつかヒットする。
以下、YouTubeへのリンクを貼っておくけれど、上品ではない表現がかなり含まれるので、そういうのが苦手な方は聞かないほうがよろしいかと。


♪タイマーズのテーマ♪
♪偽善者~FM東京バージョン♪
♪デイドリームビリーバー♪
♪イモ♪
♪タイマーズのテーマ(エンディング)♪
5曲メドレー


♪税♪


♪総理大臣♪

♪ZERRYのお友達、忌野清志郎のIMAGINE♪

— posted by hipi at 11:22 pm  

防音工事はへっちゃらだ

山猫トイレ&山猫ご膳と共に、朝っぱらからくりくりの部屋に閉じ込められたラクシュミーさん。
洋服ラックと布団の隙間にはさまって、ギンギンの目で固まっている。
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だって隣の部屋(らく&ワタシの部屋)では、知らないおじさんが2人、ドカドカギュインギュインとやっているから。


らくや。
おじさんたちは防音工事の人たちですよ。
隣人カオナシのイビキや笑い声が聞えなくなるように、長屋の天井にグラスウールを突っ込んでいるのです。
いくら説明しても、ラクシュミーはギンギンになって固まったまま。
どうしようもないので、適当に放っておいた。


12時になり、おじさん達はお昼ご飯に出かけていった。
らくをくりくり部屋から開放すると、さっそく家中をくんかくんかと点検して回る。
ときどきワタシの顔を見ながら、ぎゃーと鳴く。
不満の表明?


1時になり、おじさん達が戻ってきたので、らくを再びくりくり部屋に。
しかしらくさん、今度は洋服ラックの隙間に隠れもしないで、部屋の中をウロウロミョンミョン。
やけに落ち着かないが、トイレはちゃんとしたし
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午前中ほど怖がっているわけではなさそうなので、らくを残してワタシだけ1階に降りた。
すると5分ほどのち、テテテテテ~と階段を降りて1階にやってきたラクシュミーさん。


え?
えええええー?


部屋の出入り口は占めてあるが、ベランダへの窓は開いていた。
ベランダから隣の工事中の部屋に移動し、そこから1階に降りたらしい。
ドカドカやっている工事箇所は、部屋の出入り口のすぐ横なので、らくは工事音&おじさん達のすぐ脇をすり抜けて1階に来たことになる。


そのとき1階は、資材の搬入で工事の人が頻繁に出入りするので、掃き出し窓が開けっ放しになっていた。
らくを置いておくには非常に不適切な環境なので、すかさずイエヤマネコを捕獲して、くりくり部屋に再度投入。
しかしらくさん、くりくり部屋に入れたとたんにギャーギャー鳴いて、再びベランダに出て行ってしまう。
工事部屋の網戸は閉めたので、進入はできないけれど、窓の前に張り付いて工事を見学。
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ときどき「ギャー!」と、文句らしきものも言う。
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どうも全然怖がっていなさそう・・・
つか、くりくり部屋から出せとミョンミョンうるさくて敵わないので、もう好きにさせることに。
1階の窓を閉めてから、イエヤマネコ開放。
工事の人には、両手に荷物を持った状態でいちいち窓を開けて出入りしてもらうことになり、不便をかけてしまうが、午前中ほどの頻繁な出入りはないので許してもらおう。


開放されたイエヤマネコは、いつもの山猫ご膳の前で「みょ~ん」と鳴く。
らくや。
ご飯はくりくり部屋ですよ。
言っても分からないようなので、お膳を元の場所に戻した。
らくさん、工事の音がゴンゴン、おじさんウロウロの中で平気でお食事。
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ご飯を食べたら、タワーハウス。
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タワーは部屋を挟んで階段の真正面なので、2階から降りてくるおじさんの動きを逐一見張っているもよう。


タワーから降りたと思ったら、階段を半分ほど登って上の様子を伺っているラクシュミーさん。
おじさんが降りてきたが、らくが真ん中で頑張っているので通れない。
ラクシュミーのすぐ上の段までおじさんが降りてきても、らくは平気な顔をしてどかないから
「ちょっと通してくれるかな?」
とお願いされたイエヤマネコ。


抱っこしてどかしたら、ソファにどっかり。
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2階のことは気にしてはいるのだが
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おじさんがすぐ横を通っていっても、やっぱり平気。
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まあ、いいか、みょん



そんなこんなで工事は夕方には終り、らく&ワタシの部屋を片付けると

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自分の陣地を主張するかのように、さっそく部屋でおっひろがるイエヤマネコ。
らくが足をかけている押入れの上が、まさに工事をしていた箇所。
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はいはい、らくの場所ですねー。


このあと隣人と電話で話しながら、声の漏れを確認。
怒鳴るような大声なら聞えるけれど、特に気を遣っていない程度の通常の話し声は聞えなくなった。
これならイビキも、ウフフ~も大丈夫そう。
今日はバタバタしたけど、工事の効果があって良かった。


それにしても、らくや。
アナタ工事も工事の人も平気だったのね。


・・・なんで?

— posted by hipi at 11:55 pm  

フライパンブラシで磨くもの

フライパンブラシは何年間も同じものを買い続けていて、そろそろまた新しいのと交換しようと思い
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おろす前に冗談でこんなことをしてみたら
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らくさん、ちっとも怒らないで、じーっとしている。
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おかしい・・・。
ブラシはネコ用ヒト用取り混ぜてかなりの数を購入したが、たいていは撫でた途端に
「う~ううう~」
と唸りながらブン殴ってくるのだが。


ワケが分からないのでとりあえず止めたのだが、「えー」という顔でこちらをみるので、
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じゃあってんで、くりくり登場。
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うっとりしてる?

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無抵抗

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自ら首を伸ばし

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顔の角度を変える

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固まった?

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おーい!ダイジョブかー!

いまだかつて、こんなにされるがままにブラシをあてられていたことはない。


散々イエヤマネコをこすったブラシでフライパンは洗えないので、これはらく専用にする。
フライパンブラシ好きとは盲点だったが、らくのお気に入りが見つかって嬉しい。


でもらくだから、今日は気に入ってても明日は分からないのよね。

— posted by hipi at 11:54 pm  

ネコ、ついてます

裕子ちゃんが13日にインドネシアに戻るので、三茶でお茶。
彼女はバリ島で洋服屋さんを経営しているのだが、お父さんの介護を助けるために、去年の秋からは日本にいる時間のほうが長い。
今回も2ヶ月で帰って来るそうだが、なかなかゆっくり会えなくて、いつも時間を縫うようにして会ってはしゃべる。


裕子ちゃんはかつて、渋谷道玄坂の百軒店の中の、風呂なし共同トイレのアパートに猫と住んでいた。
猫を飼っていたのではなくて、『猫と居た』、あるいは『部屋に猫が居た』という言い方のほうが近い。


彼女がその部屋に屋移りした晩に、少し開けておいた木枠のサッシ窓から、小さい三毛猫が入ってきた。
慣れた足取りで部屋を横切り、初対面の裕子ちゃんのことを警戒する素振りもなく、当たり前の顔をして部屋の中で寝てしまった。
朝になると猫は起きてどこかへ出かけていき、夕方になると窓から帰ってきて部屋の中で眠り、夜中にまたどこかへ出かけて行って、明け方に帰ってきた。
裕子ちゃんはキャットフードを買ってきて、三毛猫ちゃんに出してみたら、当たり前の顔をして食べたという。
三毛猫ちゃんは、食べたら寝て、寝て起きたらどこかへ出かけていって、帰ってきたらご飯を食べて、寝る。
裕子ちゃんが百軒店に借りたアパートは猫つきの部屋だったわけで、というか元々猫が住み着いていた部屋を裕子ちゃんが借りたというわけで、そうして彼女と三毛猫ちゃんの共同生活が始まった。


三毛猫ちゃんは小さい猫だったので、チビちゃんと呼ばれるようになった。
チビちゃんが出入りするから、部屋の窓は、冬でもいつも少し開いている。
当時の裕子ちゃんはスタイリストで、ある日の晩、部屋で、翌日の仕事に使う衣装に装飾をつけていたそうだ。
お腹がすいたが、食事や買い物に行く時間はない。
で、傍らで寝ていたチビちゃんに、「チビ、お腹がすいたね。」と話しかけた。


チビちゃんは、薄目を開けて、それから伸びをして立ち上がって、部屋の窓から出て行った。
30分ほどで口に何かをくわえて帰ってきて、裕子ちゃんの目の前に、口に咥えてきたモノをぽとんと落とした。
拾って見てみると、紙ナプキンにはさまれた、明らかに誰かが食べ残した、冷えて固まったピザの1辺だったそうだ。
「お腹がすいた」といったあとに、チビちゃんがピザをくわえてきたという偶然に驚きながらも、彼女はチビちゃんに丁寧にお礼を言って、ピザを食べたふりをしてこっそり捨てたという。


そのからしばらく後、裕子ちゃんが彼氏とベッドでゴロゴロしながら、「お腹すいたね」「チキンが食べたい」という会話をしていたらしい。
するとチビちゃんは部屋から出て行き、30分ほどたって帰ってきて、裕子ちゃんと彼氏の前に、口にくわえてきたものをぽとんと落とした。
それはフライドチキンの骨で、わずかに肉片が残っていたという。


裕子ちゃんはその部屋に3年くらい住んでいたが、その間、チビちゃんが何かをくわえて帰ってきたことも、食べ物を持ってきたことも、その2回だけだった。
ピザのときには偶然だと思っていた裕子ちゃんも、2回目のチキンのときには、チビちゃんは言葉を理解していると思ったそうだ。


チビちゃんは言葉を理解して、チキンという単語が何かを知っていて、お腹がすいている裕子ちゃんに何かを食べさせてあげたいという母親のような気持ちまであったらしい。
「手のかかるニンゲンだわ」と思って、裕子ちゃんの世話をしていたのかもしれない。
チビちゃんには私も何度も会ったことがあるが、本当に小さくて、賢そうな整った顔立ちで、めったに声を出さない、大人しい猫さんだった。


裕子ちゃんはアパートから引越しをするときに、チビちゃんを連れて行くつもりだった。
しかし、引越しの1週間ほど前に準備を始めたあたりから、チビちゃんは部屋に帰ってこなくなった。
1日帰ってこないくらいなら何回かあったらしいが、1週間も帰ってこないということは、それまで1回もなかったことだった。
チビちゃんが出入りしていた窓の外は、建物と建物の間の隙間しかなく、ニンゲンが通れる場所ではない。
それでも随分と捜したらしいが、それきり、チビちゃんは帰ってこなかった。


その後チビちゃんは、裕子ちゃんの次の住人と、当たり前の顔でまた共同生活をしたのかもしれない。
次の人も、チビちゃんと仲良くできるニンゲンだったらいいのだけれど。
そして裕子ちゃんが屋移りしてから何年も経たずに、そのアパートは取り壊された。


チビちゃんはどうしているかな。
今でもときどき考える。
随分と昔の話なので、猫さんの一般的な寿命を考えると、もうすでに楽しいことばかりの世界に移り住んでいるはずだけれど。
今もどこかの、ごちゃごちゃとした路地の中の古いアパートの1室で、誰かと共同生活をしているような気がしてならない。
小さくて身軽な身体で、いつも少し開いている窓から出入りして、ルームメイトに時おり食料を運んでいるのかもしれない。

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あちこちで猫つき・犬つきの部屋に泊まったが、その中から2点。


タイのパンガン島のバンガロー。
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くりくりの膝の上で寝てしまったので、くりくりは硬い椅子に変な格好で座ったまま動けず。
当たり前の顔で部屋のベッドでもグースカ。
この猫さんは他の部屋も渡り歩いて、万遍なく愛想を振りまいていた。

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バハマのビミニ島。
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ヘミングウェイがいつも泊まっていたらしい部屋なのだが、中に入ったらベッドの上に、いきなり猫。
客(ワシだ!)が寝るときにも、まったくどかない。

— posted by hipi at 11:53 pm  

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