夜、イエヤマネコが横位置にど真ん中のときは、仕方がなくカイヌシはベッドの下半分に小さくなって寝る。
ネコが伸び伸びと身体を伸ばしている足元で、カイヌシが丸くなる。
しかしこの世に、永遠に続くものはない。
おごれるイエヤマネコも久しからず ただ春の世の夢のごとし。
らくがご飯や見回りに出かけたとたん、カイヌシは素早く身体を伸ばし、ベッドを占領するのであった。
戻ってきたイエヤマネコは、仕方がなくカイヌシの足元で寝る。
こんな攻防戦が夜毎に繰り返されている、春のぎゃおす長屋。
2009/4/12
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— posted by hipi at 11:37 pm