日付が今日に変わるころになってやっと起きてきて、ぼそぼそとご飯を食べたら、なぜか急にハイテンションに。
深夜に、ダダダダダードッカン!とアバれはじめた。
あんまりドカドカやったらお隣さんに迷惑をかけるので、なんとかイエヤマネコの動きを封じようとしたのだが、ワタシが近づくとイエヤマネコは逃げる。
追いかければ追いかけるほど、らくさん、大ハッスル。
フンフンと鼻息も荒く、全力で縦横無尽に飛び回る。
この状況はもしかして、
『深夜にドタバタ猫と追いかけっこをして遊んでいる非常識バカ飼い主』
になっているのでは。
考えてみたら、走っているらくを捕まえたって、らくはなんとしてでもワタシの手から逃げて更に走るに決まっている。
ならもう、かまわないほうがいいのかも。
そう思い、アバれているイエヤマネコのことはほったらかして、ワタシだけ2階へ。
らくも一人だとアバれがいがないようで、そのうち静かになったので、カイヌシ安心して就寝。
していたら、耳元で突然、
「ぎゃみょーん!ぎょみょーん!!うぎゃあみょ~おおおおおん!!」
と絶叫されて目が覚めた。
時計を見ると、朝の4時半。
らくさんや。
朝っていうかあ、まだ深夜っていうかあ、とにかく外は真っ暗な時間ですよ。
みょんみょん鳴いているイエヤマネコを再びほったらかして、カイヌシ、布団を被って寝る。
イエヤマネコのしつこさに、カイヌシの睡魔が勝った。
朝、起きてみると、らくもサンラメラ前の猫ベッドで爆睡中。
でもワタシが起きると、らくもばしっと一緒に起きて1階へ。
山猫ご膳のお皿は空っぽだった。
朝ご飯を補充すると、らくさん爆食。
今朝方の「ぎゃみょーん!」は、ご飯の催促だったらしい。
朝ご飯の後はズダダダダーっと3階まで一気に駆け上がり、屋上のドアを開けろと催促。
らくや。
今日は曇りどころじゃなくて、雨が降ってますけど?
ほらねとドアを開けてみせると
ところが次の瞬間には
平気で外に出て行った。
らくが出て行ってしまったので、仕方なくカイヌシも雨の中へ。
するとワタシの足元にへばりつくイエヤマネコ。
らくがカイヌシに擦り寄ってくるのは屋上でだけ。
このときだけは飼い猫っぽい。
雨の中でも水を飲む。
しばらく雨の屋上をパトロールして、気が済んだかと思いきや、イエヤマネコはハイなまま。
室内では、めったに近づきもしない窓の見張りを始めるらくさん。
ながーいこと外を覗いていたけど、虫さんもいないこの季節に、何を見ていたのでしょうか。
ウロウロしながら、2階も念入りにパトロール。
オリズルランにちょっかいを出してみたり。
雨なのに、このテンションは何だろう。
昨日、一昨日と寝てばかりいたので、もりさがっているのに飽きたのかなあ。
注)らくはオリズルランの葉っぱを軽く噛むだけで、千切って食べることはないです。
オリズルランは猫に安全な植物とされていて、猫草のように食べている猫さんもいますが、中毒症状を起こした例が獣医さんの診療日誌に書かれています。
体質によっては危険なことがあるかもしれませんので、ご注意ください。
獣医さんの日誌は、『折鶴ランの摂取による中毒』で検索してみてください。