あら珍しいと思いつつ、掛け布団を持ち上げたら、ずぼっとイン。
ワタシのわきの下で丸くなった。
わっ。どうなってんの?
嬉しすぎて固まるカイヌシ。
しかし固まったままでは、ベッドサイドのライトが消せない。
意を決して、身体は極力動かさないようにしながら、らくが引っ付いているのとは逆の腕をそろそろと伸ばす。
あともう少しでライトのスイッチに手が届く。
非常に無理な体勢だけど、カイヌシ、頑張る。
身体がつりそうになりながら、やっとスイッチに手が届き、パチンと消したその瞬間。
ヒトベッドから飛び出して、ドスドスドスッと、いずこともなく走り去ったイエヤマネコ。
ち。
もう少しだったのに~。
この次、らくがヒトベッドに入ってきてくれるのは何年後だろう・・・。