開けっ放しの屋上のドアから、アシナガバチ(のようなもの)が入ってきて、ラクシュミー&ワタシの部屋まで下りてきた。
ブンブン飛んでいる蜂を、王冠ベッドに寝そべったまま、ぼーっと見ているイエヤマネコ。
蜂はそのうち、べランダの窓のほうへ。
らくの近くに飛んでいった。
ぎゃ。
らくやらくや。
手を出しちゃダメーっ!
と思ったのとほぼ同時に、らくさん、のっそりと起き上がって、机にいたワタシの足元へ。
避難してきたようにしか見えなかった。
らくはセミとか蛾とかカナブンは獲ってくるのに、蜂からはちゃんと逃げる。
スッゲーっ!
らく、やっぱり賢いよ!!!
普段はアホのふりしているだけなんだね。
カイヌシを頼って逃げてきた可愛く賢いイエヤマネコに、いいところを見せるためにも、ワタクシ頑張らなくては。
蜂は窓ガラス沿いに飛んでいたので、窓を開けて雑誌でそっと払うように誘導したら、すんなり外に出ていってくれた。
ああ良かった。
ちょっとだけドキドキした。
そして今夜。
可愛く賢いイエヤマネコは机に飛び乗り(配置換えしたのに~)、紅茶のカップに前足を突っ込んだ。
紅茶はとっくに冷めていたのでイエヤマネコに怪我はなかったが、びっくりして紅茶に浸った前足をブンブンと振っている。
あたりじゅう、PCの上にもハードディスクの上にも、ミルクティーの雨が降りました。