いってきま~すと声をかけたら、らくさん、いきなり猫ベッドを掘って潜ってしまった。
室温は29度。
冷房はかけていない(2階の一部屋はかけてある)。
これは1階の猫ベッドだけれど、暑くなってからは一回も使っていなかったもの。
いくら今日が曇りで少しは涼しいといっても、潜るとは大げさな。
そう言ったらベッドから飛び出してきて、玄関前で伸びていたけど、言われるまで寒いと思い込んでいたのでしょうか。
夏のイエヤマネコは、謎が多い。
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覗くイエヤマネコで思い出したが、インドでは覗く牛を目撃した。
毎日同じ時間に、まっすぐこの家にやってきて、ドアに首を突っ込んで覗いている。
ワタシが泊まっていた民宿は、外にテーブルと椅子が少し並べてあった。
夕方シャワーを浴びたあと(水なので陽のあるうちにしか浴びれない)、外の椅子に座り一服していると、ちょうどこの光景が目に入る。
最初は食べ物をもらっているのかと思ったが、家の人は牛を棒で叩いて追い払っていた。
それでも牛は毎日きっちりやって来て(少なくてもワタシが滞在していた2ヶ月間は)、必ず首を突っ込み、追い払われていた。
謎の覗く牛だった。