朝ごはん後のラクシュミーさん
朝6時、ワタシが1階に降りると、ソファの猫ベッドで寝ていたラクシュミーが、ものすご~く眠そうな顔でこっちを見た。
というか、見ようとしているのだけど、眠すぎて目が開かないらしい。
2mmくらい開いただけの薄目で、口も少し開いてキバが見えてて、ろくろ首のようにぐにゅ~~んと伸ばした首を猫ベッドのふちに乗せ、顔だけ無理やりこちらに向けているという、おとろしいことになっている。
そんなに眠いなら寝てればいいのにと思ったら、そのかっこうのまま固まって目を閉じたので、また眠ったらしい。
自分のコーヒーを淹れてから、らくのお皿に朝ごはんを入れていると、「カラカラカラ」というドライフードの音で覚醒したのか、らくさん、猫ベッドから山猫ご膳に瞬間移動。
ご膳にお皿が置かれたとたんに、一心不乱に食べている。
あんなに眠そうだったのに、テレポテーションするなんて。
寝起きの気配は微塵も感じさせない食べっぷりにも、カイヌシびっくり。
そんなにお腹がすいていたのか・・・。
ワタシを起こして、催促してもいいのに。
黙って待っていたんだね。
それかもしかして、ダイエット中の自覚があったりして。
どちらにしても、ご飯に関しては、けなげならくさん。
しかし、屋上の催促は、とってもしつこい。
「あけて~ドアあけて~おくじょーいく~」と、いつまでもみょ~んみょ~んと鳴いている
もうカイヌシ寝なくちゃならんのよ。
明日も朝早いんだから、今日はもうダメ。
そういくらお願いしても、聞き入れてもらえないので、深夜の屋上パトロールとなった。
ダイエットには甘んじても、屋上は譲れないらしい。