くりくりによると、らくはヒトベッドの下にもぐって、平べったくなっていたらしい。
お隣のお嬢さんによると、お隣のワンコはおしっこをもらして、お父さんが掃除をしたという。
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お久しぶりに、すき間地面にやってきた三毛ちゃん。
ついこの前までは日向ぼっこしてたのに、今日は日陰で涼んでる。
三毛ちゃんは雷のとき、どこに隠れていたの?
だいたいアナタ、毎晩どこで寝ているの?
そして一方、イエヤマネコ。
干してふかふかになった布団を取り込むと、当然のように、すぐさま乗っかる。
猫も犬も、放っておいても布団の上で寝るのだから、猫や犬にとっても布団は快適な寝具なのだと思う。
三毛ちゃんは、たぶん、布団というものに触ったことすらない。
それでも安心して寝られる寝床があるといいのだけれど。
暖かい季節になるとラクシュミーは、夜は屋上で長いこと過ごしている。
帰ってきたと思ったら、ご飯を食べてまたすぐに屋上に戻ったりもする。
狭いスペースだけれど、外の空気は気持ちがいいのだろう。
もしラクシュミーが三毛ちゃんのように外を自由に歩き回れたら、ほとんど帰ってこないかも。
外は事故や病気など危険がいっぱいとか、家の中に閉じこめるのはカワイソウとか、そういうニンゲン側の視点ではなく、猫同士ではどう思っているのだろう?
ラクシュミーと三毛ちゃんは、網戸+棚をはさんで40cmほどの距離でおしゃべりしていることがあるけど(つか、たいていはラクシュミーが怒っている)、お互いのことをどう思っているのかなあ。
三毛ちゃんは『家の中』というものをたぶん知らないが、ラクシュミーにはいつもご飯があって、寒さで凍えることなどはないってことは、知っているような気がする。
らくにとって『外』というものは窓から眺めるだけのものだけれど、とても興味を持っていると思うし、自由に走り回っている三毛ちゃんたちの姿も見ている。
三毛ちゃんとラクシュミーは知り合いだけれど、縄張りの交わる部分がぜんぜんなくて、お互いにまったく知らない世界の住猫ということになる。
それって
「あの子ったらあんなデブになるほど食べてるのね!キーッ!!」とか、
「ニンゲンにつかまってるのね!出してもらえないのね!気の毒だわ!」とか
「あの子はきっと外で虫さん捕まえ放題なんだ!オレさまだって・・・オレさまだって・・・みょ~ん!!」とか、
「外でお腹がすいたらどうするみょ~ん?」とか、
お互いに思っていたり、そんな会話をしていたりしないのかな?