しかもみんな育って大きくなってきて、水遣りもろくにしてない放置だから手間はたいしてないけど、場所的にキビシイ。
で、ワタシが取った作戦は。
恐れ多いことに花と猫の達人・Mayu-☆さん を長屋に呼びつけ、苗を引き取ってもらうというものだった。
デフォルトで寒い長屋に爆弾低気圧バリバリでさらに寒い本日、カックいいダークグリーンの車で、クネクネ細い住宅街の道を縫いながら、さっそうと現れたMayu-☆さん。
さっそく苗を見てもらうために、屋上へ。
屋上への階段は、ラクシュミー&ワタシの部屋にある。
イエヤマネコがいつものように王冠ベッドで日向ぼっこしているところへ
Mayu-☆さんがそう~っと登場。
らくのびっくり顔がいよいよびっくりになり、数秒固まったのち、匍匐前進でにょろろろろ~っと1階へ逃げていった。
アイソのないイエヤマネコですみません。
らくが逃げたあと、屋上とベランダで一通り苗を見てもらい、植物の世話の仕方などをいろいろ教えてもらったのち、1階に戻ってお茶とおしゃべり。
Mayu-☆さんから美味しいケーキと見事な林檎のお土産までいただいたのに、コーヒーしか出さなかったワタシ。
ヒドい話だ。
らくはコタツの中にいたのだが、コタツ布団をめくったら、またもや匍匐前進でにょろろろろ~っと今度は2階へ逃げていった。
カイヌシもイエヤマネコも、揃ってヒドい。
外が暗くなったころ、Mayu-☆さんの車に苗の積み込み。
それそれ~と調子に乗って運び出していたら、「もう積めません」とギリアの鉢がベランダに戻って来たよ。
そそそそうだよね。
ギリア、7号鉢だもんね。
デカすぎです。
それでもだいぶ大量に、ほとんど強引に引き取ってもらい、ベランダと屋上にちょっと余裕ができた。
ああ~良かった。
一息つけた。
ラクシュミーは最後まで、ろくに顔も見せてくれなかった。
Mayu-☆さんなんて優しくて、しつこく追いかけたりしないし、じっと見ることもしないし、ほんのちょっとコタツ布団をめくっただけだったのに。
らくや。
Mayu-☆さんでこんなんで、もしぽーさんが長屋に来たらどうするの?
コタツ布団をめくられるくらいじゃすまないよ。
なんて話しかけていたが、らくの挙動不審は夜になっても収まらず。
部屋の中をぐるぐる歩き回ってご飯を食べてお水を飲んで、またぐるぐる歩き回って、落ち着きがない。
らくの晩ご飯は、85gの猫缶1個とカリカリ20gだが、残すことはあっても足りないと言われたことはない。
それが今夜は、猫缶1個食べた後で、「もういっこねこか~ん、ねこか~ん、ねこか~ん、ねこか~ん、もういっこ~」と鳴き続けるので、根負けしておかわりパッカン。
らくは小さい頃に食べた直後にケーで全部出すということが多かったため、今でも猫缶は時間をあけて3回に分けてあげるのだけど、おかわりをパッカンしたときはもう時間が遅かったし面倒くさかったので、1缶全部お皿の中に。
らくさん、一気食いして、ダダダと走って2階の猫ベッドに飛び込んで、ジョーリジョーリとグルーミングして、やっと落ち着いた。
今日のらくの行動を考えると、らくは愛想がないだけで、ワタシやくりくりにはそれなりに懐いているらしい。
あんまりつれないもんで、他人だと思われてるのかと疑ってたよ。
どうやらそうでもないようで、ああ良かった。
・・・良かったのか?
誰かがちょっと来ただけで、こんなふうになるって、良かったのかなあ。