ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

寒くなってきてからは、冷蔵庫の上から見張りをするようになったラクシュミーさん。

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なんで？

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あんがい賢いイエヤマネコ。



こちらは2階ベランダの見張り。

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鳥さんからみたら、らくが敵だと思うんだけどな。

スーパーで生ししゃもを発見。
カペリンではなく、本物のししゃも、しかも干してない生！
らくはたしか、本物のししゃもは食べたことがない。
（とそのときは思ったけど、もしかしたらあったかも？あああ～記憶力が～）

らく、本物の生ししゃもは食べるかな。
好きだといいなってことで購入。

帰宅すると、スーパーの袋にさっそく頭を突っ込んで、念入りにチェックするラクシュミーさん。
焼いている間も、ソワソワウロウロ落ち着かない。
で、焼きあがってほぐした身をお皿に入れて、フーフーして冷まして、
「さあ、らくや！生ししゃもですよ！」
と目の前に出したら、らくさん、クンカクンカしてペロペロ舐めただけで、あっちに立ち去ってしまった。


あの・・・。
お口の中に入っていなかったようですけれど。
味見は舐めるだけじゃなく、一口くらいは食べてみてほしいのですが。
終了するの、早すぎでしょー！


嘆く飼い主をサクっと無視して、山猫ご膳の前に座りこむラクシュミー。
丸っこい背中に、「ねこかん」って書いてある。


らくや。
こっちのが猫缶よりオイシイよ。
一口だけでも食べてごらん。


いくらそう説得しても、らくが言うことを聞くはずもなく。

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オイシイのは頼みましたよ。
ローカロリーデブ猫用も買いました。
らくが好きじゃないのは知っているけど、オイシイのだけ食べていたら痩せませんからね。

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「ち」じゃないでしょ。
ローカロリーも食べてもらいますからねー！

ぎゃおす長屋の冬は寒い。
コタツ（コタツは光りが猫の目に心配だし、脱臭ファンがうるさいのでつけない。ホットカーペットにコタツを乗せたもの。）に足を入れていても、寒くて手足の先の感覚がない。
らくはいいなあ。
全身コタツにスッポリだもんね。


ならば、ワタシも入ってみよう。
らくがご飯を食べにコタツから出た隙に、カイヌシ、全身スッポリもぐってみた。
ホカホカだ～。
これはいいわ。
わはははは～。


とヌクヌクしていたら、あっという間にイエヤマネコが戻ってきた。
コタツにぎゅうぎゅう入ってきて、
「みょっ！」
と言いながらカイヌシに噛み付いてくる。


イテテテテ！
狭いから出て行けということらしい。
で、あえなくコタツから追い出されたカイヌシ。


コタツはネコのものらしい。
全国津々浦々で、カイヌシはコタツから追い出されているのだろう。
きっとそうだ、うちだけじゃない。


そうだと思いたい。

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いつでもどこでも、おっぴろがっているイエヤマネコだが、たま～にこんなことになっている。

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とんがった顔で寝てるけど、息苦しくないの？

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猫って、息がしにくそうな格好で寝るよね。