キャットミントを点検する、ぎゃおす農園主のラクシュミーさん。
キャットミントに興味はないけど、鉢に用があるらしい。
すき間地面に放り投げてあった鉢なので、よその猫さんのにおいがついているのだと思う。
なにか別のイキモノのように見える
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屋上をパトロール中のはずのらくさんが、階段でドッタンバッタン暴れている。
こういう展開、前にもあったな。
カナブンを捕まえてきたときだ。
暴れているラクシュミーを見に行ってみると、案の定、どっかの虫さんを口に咥えてるー!
あああ、やっぱり。
いつもの通りにくりくりを呼び付けて、イエヤマネコから虫を取り上げてもらう。
今日の犠牲虫は、蛾だったそうだ。
らくはこんな体型(デブ)なのに、狩りをするのはエライと思う。
ただ、獲物を捕ったはいいけれど、その後どうしていいか分からないようだ。
口に咥えたまま、いつもドカドカと部屋の中に駆け込んでくる。
ものすご~く、びっくりした顔をして。
で、せっかくの獲物はいつもくりくりに取り上げられてしまうのだけど、特に不平は言わないし不満の意も表明しない。
びっくりした顔のまま、くりくりが持ち去るのを黙って見ている。
本能で狩りはするのだろうけど、らくはご飯に困ったことがないので、獲物=食料という考えがないのかなと思う。
しかもらくは、そーっと咥えてくるから、らくの口の中でシんでいた虫は今までいなかった。
虫の味や食感なんかが分かるのが、もしかしてイヤなの?
それとも、生餌をカイヌシにプレゼント?
プレゼント猫さんの話しはたびたび聞くが、らくに限っては、カイヌシに対してそういう思いやりを持つとは思えない。
理由はどうあれ、カイヌシ的にはかえってラッキー♪
らくや。食べちゃダメだよ~。
お腹こわすかもしれないからね。
オレさまのエモノを、カイヌシが・・・
きっ!
もういちど、かりだ!ダダダダダー!
くりくりに獲物を横取りされても文句を言わなかったイエヤマネコだが、そのあと本当に、ダダダダダーとまた屋上に行った。
30分後、手ぶらで帰ってきた。
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くりくりとらくのツーショット
ラブラブ
仲良し
に見えるけど、見えるだけ。
らくはいつものようにど真ん中に居座りたいのに、くりくりがいる。
らくさん、長座布団の所有権を主張して、くりくりに幅寄せしているところ。