ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

ワタシはほとんどその日暮らしで、自分で選択したことだけど、10年後や20年後はどうなっているのだろう。
いつかは分からないが、今の仕事はいつかはこなくなる日が来る。
そのときには何か他に生活の手段を見つけられるのだろうか？とか、
病気になって働けなくなったら、らく（と自分）をどうやって養っていこうとか、
らくに何かあったらどうしようとか、

どうなるか分からない将来のことを今から気に病んでも仕方がないから、普段はなるべく考えないようにしているけれど、ときどき発作のように不安になることがある。

あるにはあるけど～

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こんなふうに、らくと陽だまりでぼのぼのしていると、

なんとかなるさ～♪
なるようになるさ～♪

そう思えてきて、心が軽くなる。

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一瞬後にはこうなるのだが、気持ちは明るい。
イエヤマネコ精神安定剤は効果絶大。



ところでらくは、将来の心配なんかちっともしていなさそうだ。
カイヌシがトツゼンシしたらどうしようとかは、たぶんまったく考えてない。
それでいいよ。
先のことを考えるのは、ニンゲンの前頭葉の仕事だから。
『今』を楽しみながら、元気で健康で丈夫で長生きするのがイエヤマネコの任務です。


頼むよ～！

がぶがぶ

くりくりがイエヤマネコをブラッシングしていたら、う～う～とうなられたそうだ。
しかしらくは抵抗はせず、逃げようともせず、それどころか気持ち良さそうにしていたらしい。


らくはすぐにう～う～いうが、嫌なときには、はっきりと「イヤーッ！！」と叫び、ジタバタと逃げようとする。
なので、くりくりのブラッシングは本当に気持ちがよかったのかもしれない。


じゃ、なんでう～う～なの？


らくや。
なんというかアナタ表現が間違っているのでは。
どこでそういう猫語を憶えてきたかなあ。

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台所の床が冷たいので、労働の帰りにマットを買ってきた敷いたら、さっそく戦うラクシュミー。　

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両手で掴んで両足でキックする→ぐちゃぐちゃに丸める→反撃されるとでも思うのかダダダと2階に逃げる　
→らくが2階にいる間に、ワタシがマットを敷き直す→らくが降りてくる→復活してる敵を発見！→初めに戻る　
　
これを何回も繰り返す。　
ああ面白い。　
で、イエヤマネコvsマットは、どっちが勝ったのだろう？　
　
戦い疲れてらくさんは、羽根布団にくるまってしばし熟睡。　
らくや。　
もうちょっと痩せたら、もう1ラウンドくらいファイトできるんじゃ？　
アナタの敵はマットではなくて、その腹肉なんじゃ・・・。　

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らくは屋上に出ると、床の水溜まりを飲もうとするので、1階から水の出前をしてやるしかない。　
どうしても水溜りの水が飲みたいワケではないらしく、お茶碗に入った水があればそちらを飲むので、そこだけは助かっている。　
　
小さい頃は台所の流しにおいてある、洗い物のお皿やお茶碗に入った水を飲もうとしていた。　
なのでカイヌシは、洗い物が出るたびに、すぐに洗うはめになった。　
大きくなってからは洗いものの水は飲まなくなったので、また以前のように、お皿を洗う前に水を入れて浸けておくようになったのだけど、らくさん今日はイキナリ、また洗いものの水を舐めていたー！　
突然に子供返りしたのか、急に何かを思い出したのか、どういう理由だか知らないけれど、とにかくや～め～て～。　
　
らくのお茶碗の水を口元まで運んでやると、流しの縁に乗っかったまま、びっちゃびっちゃ飲む。　
お茶碗の水でいいなら、山猫ご膳で飲んでくださいよう～！　
屋上の水溜りも、洗いものの水もやめてください。　
お願いします。　

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ねこのきもちの、付録のマット。　
らくがご飯を食べるときに足が冷えないよう、ヤマネコご膳の前に敷いた。　

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避けて食べてるし・・・。　
新しいものの安全確認に、3ヶ月はかかるイエヤマネコです。　
　
しかしこれいったいどんなハンプティダンプティ？　
脚が細すぎ。　
・・・じゃなくて、腹が太すぎ。

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撤去したら、普通に食べてる。　

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水も飲むよ。　
（この角度だと痩せて見えてヨイネ。）