ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

今年の春に、劣化が激しかった猫ベッドを1個捨ててしまったので、サンラメラの前で使う用にひとつ買い足しておかなくてはならん。
ということで、先日、ペット用品の店で猫ベッドを物色。
ハンモックタイプのものがあったので、これらく好きかもと思い手にとって見た。
ハンモックの上に手を載せて軽く押すと、たわいもなく布がぐ～んと沈み込んで、手が土台の棒にあたる。
2～3kgの猫さんだったら大丈夫かも知れないが、うちのイエヤマネコは7.8kg。
乗ったとたんに、身体が棒にゴッツン！と当たってしまうこと間違いなし。
却下。


他には良さそうなものがなかったので、購入ならず。
そのうち買おうと思っていたが、秋はどんどん深まって、明日は雨で寒いという。
まずい。
サンラメラの季節はもうすぐそこの気配だが、ベッドの準備ができていない。


ベッドは現物を見て触って、手触りやクッションの具合などを確かめてから買いたいのだが、仕方がない。
猫ベッドを求めてネットの海にドンブラコと漕ぎ出してみたが、やはり触ってみないと、いいのか悪いのか分からない。
ラジーロンガーというベッドがなかなか好評らしいので、ポチっと購入ボタンを押しかけたけど、サイズを確認すると58cm×36cmとなっている。
それだとらくには、微妙に小さい。
手足を縮めていれば乗れるけど、寝るのは難しい感じ。

他にもいろいろ見てみたが、小さすぎたり、柄がイヤだったりで、なかなか買えない。
衝動買いは得意なのに、ネットで調べていたらナゼかどんどん買えなくなってきた。
でも考えてみたら、健康上の何か（サプリなど）と違ってベッドなんだから、そんなに慎重になるようなものじゃないのよね。
やっぱり店で現物を見て、あんまり考えずに適当に買うことにしよう。

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キリンはアカシアの葉っぱを食べるために、首が長くなったという。

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キャットニップの鉢をだんだん高くしていったら、らくの首もキリンのように伸びるかも。

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でも何万年もかかりそう。
それまでは鉢によじ登ったり、鉢に体当たりして倒して、力技で食べそうだ。

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らくの首がキリンのように伸びる前に、キャットニップの鉢が破壊されてしまうかも。

朝から雨。
朝ご飯も食べずに、ヒトベッドでずーっと寝ているイエヤマネコ。

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写真を撮っているカイヌシの気配がウザかったのか、王冠ベッドに移動。

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そして昼ご飯も食べずに、ずーっと寝続けたラクシュミーさん。

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夕方になって雨が止んだら、むっくりと起き上がって農園の見回り。

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夕方6時、まだ今日は一口もご飯を食べていない。
見回りも大事だろうけど、こんなに長い時間食べないなんて大丈夫だろうかと心配になってきた頃、らくさん、屋上から1階に移動。
まっすぐ山猫ご膳に向かい、わしわしわしっとご飯を食べて、その後も順調に食べて、また食べて。
昼間の分を夕方以降に一気に取り戻した。


こうなると
「せっかく昼間、カロリーの摂取量が抑えられていたのに～。」とつい思う。
食べないと心配だし、食べたら食べたでまた太るのではとヒヤヒヤするのだが、なんだかんだいっても食べないよりは食べてくれるほうがずっといい。
痩せる心配に比べたら、食べすぎ注意なんてお気楽極楽。
毎日ちゃんと食べて、毎日ちゃんと自分でうんこして、臭いおしっこをしてくれて、ありがたいことなのだ。
たとえデブでも、たとえ部屋中どこでもトイレでも。


・・・しかしそろそろ、夏の絶賛増量キャンペーンは終了してほしいのだが。
・・・部屋中が臭いのも、まあいいんだけど、臭くないほうがもっといいけどな。

「くるしうない」とか言っていそうなラクシュミーさんの午後。

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どんなに腹肉ユサユサでも、たとえびっくり顔でも、だらしなくおっぴろがっているときですら、猫は優雅。

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まるっ！

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