ワラワラと集まった花の妙齢ズは、Mintmama! 、マダム・スタルカ 、サエコポン 。
Mayu-☆さん宅に到着すると、皆さんもうお揃いで、またもやワシが一番ビリ。
お部屋に入り、ニンゲンの皆さんへの挨拶はテキトーにやって、スペシャルゲストのメイちゃんにだけはちょっと丁寧にご挨拶をし、さっそくルーフへ。
窓の前に立つだけで、目に飛び込んできたその光景。
あはは。
あははははは。
あははははははは~。
スゲい!
あまりのスゴすぎる光景に、思わず笑う。
百花繚乱、咲き乱れるバラたち、そこに絡むクレマチスや小花たち。
ルーフバルコニーなので、当然みな鉢植えなのだが、目隠しをされて連れてこられてこの花たちを見たら、普通に地植えだと思うだろう。
みんな元気いっぱいに、のびのび大きく育っている。
バラも、鉢植えでこんなに育ってこんなに咲くものだとは知らなかった。
つるバラだってガンガン伸びて、バンバン咲いている。
なんじゃこりゃー!
バラを含め花たちを見事に咲かせただけでは、こういう景色は作れない。
ワタシが鉢を並べると、ホームセンターの花売り場のようになってしまう。
Mayu-☆さんは、花のチョイスもさることながら鉢の配置が絶妙で、配色も綺麗だが、鉢が見えないように上手に置いてある。
この光景は、彼女のセンスの賜物だろう。
あっけにとられてヘラヘラ笑いながら見ているうちに、ふと疑問が湧いた。
Mayu-☆さんは昨年の夏から秋にかけては、クータンのお世話に全力投球していたので、バラたちの世話はほとんどしていなかったと聞いた記憶があるのだが。
それでもこんなに咲くんだなあ。
クータンが大好きだった、Mayu-☆さんのルーフ。
日向ぼっこしながら、ルーフよりもっともっと大好きなMayu-☆さんが花の世話をする姿を、眺めていた場所。
バラが寂しいと、Mayu-☆さんも寂しい。
バラが咲き誇る姿は、Mayu-☆さんを元気にする。
クータンは知っていたと思う。
クータンが、ルーフに魔法をかけた。
Mayu-☆さんが笑顔になる魔法。
咲き乱れる花々を眺めながら、そんな気がしていた。
(Mayu-☆さんの腕はどうしたという話しになるがな。)
室内に戻ると、テーブルがセッティングされて、お料理が美しく並んでいた。
どれもみな美味しそうで、食べたらほんとに美味しかった!
使われている素材自体は、特別に珍しいものではないようだけど、調理や味付け、盛り付けがハイカラなのだ。
Mayu-☆さんは、やること為すことオシャレな人だ。
しかし実はワタクシ、どういうお料理なのかよく理解していないまま「ウマーっ!!」と食べまくっていて、先ほどマダムのブログ でやっと詳細を確認。
Mayu-☆さん、サエコポン、マダム、Mintmama!がレシピの教えっこをしている間、ワシ、ぜんぜん聞いていなくて、ひたすら食べていたからな。
しかしワタクシは、食べていただけではない。
メイちゃんにしっかりちょっかいを出していた。
そのために、メイちゃんに一番近い席(お誕生日席だった)に陣取ったのだ!
ご馳走をいただきながら、レシピの話はぜんぜん聞かないで、下心まんまんでメイちゃんを見つめるワシ。
メイちゃん、目つきワルくてカワエエ~♪
と喜んでいたら、Mayu-☆さんがメイちゃん用の生の牛肉を出してきた。
チャーンス!
Mayu-☆さんからお皿を奪い取り、千切ったお肉を私の指先に乗せてメイちゃんのお顔の前まで持っていくと、メイちゃん、ペロンと舐めとって食べてくれる。
うひひひひ~。かわええー!!
ああこの感触、ひさしぶり。
いっちゃんもよくこうやって、ワタシの手や指から食べてくれたな。
らくは、やってくれない。
つか、ほっといてもガガガガーっと食べるから、手から食べさせようとも思わないが。
メイちゃんは、撫で撫でもさせてくれる。
調子に乗って抱っこして膝に乗せたら、それはイヤだったようでパシっと逃げて、爪とぎダンボールでバリバリバリっとものすごい勢いでツメを研いでいた。
すごいストレスだったらしい。
ごめんね、もうしないよ~
そう言いながら、窓辺の定位置に戻ったメイちゃんをしつこく撫でていたら、接待猫の彼女もさすがに我慢の限界だったようで、あからさまに迷惑そうな顔。
や。すまんすまん。
うちではあんまり猫に触れないもんで、つい。
美しいバラと、美食と、目つきの悪い美少女猫というパラダイスをウハウハと堪能して、皿一枚洗わずに帰ったワタシ。
お腹いっぱいで、晩ご飯を食べなくても済んでしまった。
Mayu-☆さん、メイちゃん、Mintmama!、マダム・スタルカ、サエコポン、心にも身体にも栄養たっぷりの1日をありがとう~♪