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今年はグレー白が

長屋の西側から、「ぎゃああああ~っ!」という叫び声。
ダッシュで窓に張り付くラクシュミーさん。
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グレー白が誰かを追いつめている様子。
叫んでいるのはグレー白か、追いかけられている猫かは分からない。
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らくと並んで見ていたら、追いかけられている猫の頭が、草むらからひょこっと見えた。
みみみ三毛ちゃんじゃないのーっ!


ワタクシ、コラコラゴルァーっとサンダルをつっかけて外に出た。
ワタシが近づくと、グレー白も三毛ちゃんも脱兎のごとく散っていく。
ケンカをやめてくれればそれでいいので、目的は達成したけど、三毛ちゃんにしてみればグレー白とワタシの両方から追いかけられたようなもので、怖かったろうと思う。。


このグレー白は暖かくなってきてから見かけるようになった猫で、身体は大きく、この辺の猫たちにケンカをふっかけながらノシ歩いている。
ケンカというか、グレー白が一方的に追い掛け回すだけなんだけど。
三毛ちゃんは女の子で身体だって小さくて、グレー白が争う相手じゃぜんぜんないはずなのに、あんなふうに追い詰めて威嚇してるし。
ただ、追いかけて威嚇はするけど、実際にブン殴ったりしているのかどうかは分からない。


昨年このあたりを荒らしまわっていたチンピラさんという真っ黒でデッカイ猫は、手当り次第に暴力を振るい、うちの網戸にも体当たりをかましてはずし、ニンゲンにも威嚇をするような猫だった。
すれ違いざまにチンピラさんにブン殴られて、片目を大怪我した子猫もいた。
その子は猫おばさんのTさんに保護され治療してもらったが、失明してしまったそうだ。
そんな乱暴猫のチンピラさんとブニは、何度か派手な大喧嘩をした。
ブニは一時は生傷だらけだったけど、そのうちチンピラさんは姿を消し、ブニは残った。
ブニが勝ったことで、近所の猫たちはほっとしたと思うが、ここの路地のニンゲンたちもほっとしたのだった。


今年はチンピラさんがいなくて平和な猫路地かと思っていたら、グレー白が登場したよ。
居てもいいけど、女子供をいじめるのはやめてくださいよう。


で、ブニ。
どうする?
グレー白とやり合いますか?
あんまり怪我をしないようにしてください。
お願いします~。

— posted by hipi at 10:40 pm  

アナタの知らない世界

そういえば昨日、ワタシは知らなかったのだけど、セタガヤでは1時間近くも雷が鳴っていたそうだ。
くりくりによると、らくはヒトベッドの下にもぐって、平べったくなっていたらしい。
お隣のお嬢さんによると、お隣のワンコはおしっこをもらして、お父さんが掃除をしたという。


*************
お久しぶりに、すき間地面にやってきた三毛ちゃん。
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網戸ごし写真

ついこの前までは日向ぼっこしてたのに、今日は日陰で涼んでる。
三毛ちゃんは雷のとき、どこに隠れていたの?
だいたいアナタ、毎晩どこで寝ているの?


そして一方、イエヤマネコ。
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干してふかふかになった布団を取り込むと、当然のように、すぐさま乗っかる。
猫も犬も、放っておいても布団の上で寝るのだから、猫や犬にとっても布団は快適な寝具なのだと思う。
三毛ちゃんは、たぶん、布団というものに触ったことすらない。
それでも安心して寝られる寝床があるといいのだけれど。


暖かい季節になるとラクシュミーは、夜は屋上で長いこと過ごしている。
帰ってきたと思ったら、ご飯を食べてまたすぐに屋上に戻ったりもする。
狭いスペースだけれど、外の空気は気持ちがいいのだろう。
もしラクシュミーが三毛ちゃんのように外を自由に歩き回れたら、ほとんど帰ってこないかも。


外は事故や病気など危険がいっぱいとか、家の中に閉じこめるのはカワイソウとか、そういうニンゲン側の視点ではなく、猫同士ではどう思っているのだろう?
ラクシュミーと三毛ちゃんは、網戸+棚をはさんで40cmほどの距離でおしゃべりしていることがあるけど(つか、たいていはラクシュミーが怒っている)、お互いのことをどう思っているのかなあ。


三毛ちゃんは『家の中』というものをたぶん知らないが、ラクシュミーにはいつもご飯があって、寒さで凍えることなどはないってことは、知っているような気がする。
らくにとって『外』というものは窓から眺めるだけのものだけれど、とても興味を持っていると思うし、自由に走り回っている三毛ちゃんたちの姿も見ている。


三毛ちゃんとラクシュミーは知り合いだけれど、縄張りの交わる部分がぜんぜんなくて、お互いにまったく知らない世界の住猫ということになる。
それって


「あの子ったらあんなデブになるほど食べてるのね!キーッ!!」とか、
「ニンゲンにつかまってるのね!出してもらえないのね!気の毒だわ!」とか
「あの子はきっと外で虫さん捕まえ放題なんだ!オレさまだって・・・オレさまだって・・・みょ~ん!!」とか、
「外でお腹がすいたらどうするみょ~ん?」とか、


お互いに思っていたり、そんな会話をしていたりしないのかな?


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暑いらしい

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脱力しきってる

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写真を撮ってたら、こんな顔になった


— posted by hipi at 11:30 pm  

近所猫さんの近況

4月20日 どろぼうちゃん
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元気そう



表情が大人になったというか、
険しくなってきたというか。




5月3日@ぎゃおす長屋の前のアパート
ビーちゃん(ラッキーちゃんのママ)と見知らぬ茶白ちゃんが
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ごろんごろん

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ごろんごろんしていたら

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ラッキーちゃん乱入

手に汗握る展開に
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観客もびっくり

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勝者はビーちゃん

乱入したラッキーちゃん、茶白ちゃんのことを追い払い、次にビーちゃんに向かっていったが、あっさりと負けていた。
仁王立ちになったビーちゃんの前で、地面に伏せたりお腹を見せたりするラッキーちゃん。
体格ではラッキーちゃんがビーちゃんを追い越して、体重は1kgも重いのに、まだまだママにはかなわない。


観客のサビちゃん。
らくはなぜか、この子が気に入らないらしく、サビちゃんが窓の前に来ると(めったに来ないのだけど)、「う~う~う~う~ううう~!!」とすっごく怒る。




5月4日 ブニ
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元気そう

ケンカが強くて、女子供に優しくて、穏やかで堂々としたボス。
ブニ、かっこよすぎ。
でもお願いだから、うちの窓のまん前で、シんだふりのごろ寝はもうやめて。




5月9日 ミルクティー
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元気そう




いつものように長屋の人工芝で、
いっしょけんめ爪を研いでいた。




水墨さんは、ぜんぜん来ない。




三毛ちゃんは、ワタシが深夜の帰宅が何日か続いたときに、ご飯を食べに来なかった。
いつもならワタシが帰ったとたん、どこからともなく現れて、窓の前で「来たわよー!ごはんー!!」って鳴くのだけれど、あまりに時間が遅かったので、待ちくたびれてヤになったのか。
それっきり来なくなってしまった。
三毛ちゃんはラッキーちゃんの家でもご飯をもらっているが、他にも新しいレストランを開拓したのかもしれない。
その辺をうろうろしている姿は見かけていて、べつに痩せてはいないし、それどころか太ってころころしてきてるので、大丈夫だと思う。


それはそれでいいのだけど。
ごはんで釣って、じわじわ油断させて捕獲→避妊、という長期計画が~。

— posted by hipi at 10:06 pm  

緑の中のビーちゃん

ラッキーちゃんのママ、ビーちゃん。
グリーンとのコントラストがきれい。
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昨日の写真だけど


— posted by hipi at 10:27 pm  

ブニ騒動

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去年の2月25日。屋根の上のブニ。
朝起きて窓を開けたら、目の前でブニが行き倒れていた。
だらんと横向きに寝ていて、手足は投げ出され、身体はだらしなく伸びている。
「ブニ」と声をかけると、かったるそうに少しだけ頭を持ち上げワタシのことをチラリと見て、またぐったりと地面に頭を落としてしまった。


ぎゃ。
あああアンタまさか、具合悪いの?
見たところ外傷はなさそうだけど、もしや病気にでも?
じっと見ていてもブニはちっとも動かないままなので、玄関から回ってこわごわ近寄っていったら。
外に出てきたワタシを見て、ブニは目にも止まらぬスピード起き上がり、軽やかに走り去って行った。


寝ていただけらしい。
あああ良かった。
良かったよ~!


ほんの何分かの間だったが、いろいろなことを考えてしまった。
ぶっ倒れているブニを放っておくことはできない。
ワシが優しいからでは決してなくて、うちの窓の前でシなれたらヤだからだ。
シなれたらヤなので病院に連れて行くが、診てもらった結果、長期にわたって治療が必要になるかもしれない。
治療するのはいいけれど、弱っているブニを外に出すことはできない。
もしかしたら生涯、治療やケアが必要になるかもしれない。
いよいよ外には戻せない。
完治したとしても、いったん家の中に入れた猫を、しかも本猫が家に馴染んだりした場合、やっぱり外には戻せない。
もうどう転んでも、外には戻せない(ような気がする)。


里親が見つかる可能性は、限りなく低いと思う。
ブニがうちで暮らすことになったら、らくは怒るだろうか。
らくが受け入れてくれたとしても、ブニが感染する可能性のある病気を持っていたらどうしよう。
ブニのこの先の一生に責任を持つ覚悟があるのかワシ?


などなどなどなど、心が千路に乱れた数分間だった。
ブニちゃんたら、もう。
紛らわしい場所で、紛らわしい格好で寝ていただけで、ほんとにえがった~。

— posted by hipi at 10:09 pm  

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