半分くれと言ったら、袋ごと全部送ってきた。
葉物野菜の種って、何百粒も入っている場合が多い。
丸々一袋は多すぎる。
しかし、救いもある。
種袋をよく読むと、3年半前のものだった。
しかも、おそらくは長期間、夏の猛暑の間も、廊下に放置されていたであろう種。
発芽率は、著しく落ちている予感。
ならば男蒔きにバラ蒔いても、ちょうどよいくらいの本数だけ発芽するのではあるまいか?
という予想の元に、ポットの土が見えないくらいびっしりと種を蒔いて、つかもう、種の上に種が重なって種の層ができたくらいに厚蒔きをした3号ポットが3つ。
ほんとはプランターに直播きしたかったんだけど、今日は土がないからな。
とりあえず何十粒の中から、1ポット1本だけ発芽してくれればいいんだよ。
全部で3株できればオッケ。
キミはやればできるはず。頑張っておくれ。
と、こんなに無謀な量の種を蒔いたのに、やっと3分の1くらい使っただけ。
多すぎるよ、一袋~。
ヤフオクとかだと、数十粒くらいで出品しているヒトがけっこういて、それくらいでちょうどいいんだけどな。
それと、蒔き終わってもう一度種袋を読んでいたら
『株間30cm』
の文字が。
え?30cmも?
キミ、葉っぱでしょ。
65cmプランターに2株がやっとって、なんで?
母に電話で聞いたところによると、かき菜は春になるとかなり大きくなって、母の背丈を余裕で越すという(注・地植えの場合)。
それ、プランターで作れる野菜とちゃうやんけー。
とワシが言うと母は
「植物は器で育つから大丈夫。プランターならプランターサイズのかき菜ができる。小さくても食べられる。」
と。
そ、そうだろうけど、だいじょぶかなあ。
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